惨めだと思うのか、思わないのか

愛されたいのか
愛されている自分が好きなのか

お前は何がしたいんだ

あの人の変わり果てた態度も
許されないくらい
心が折れそうになるほど

だけど長い時間かけたものは、そうそう捨てられるものじゃない。

お前に見せるあの人の顔は、
お前だけに見せるものじゃないんだよ。

さよならの時期はいつでも作れる。
掛け合った言葉がまだ残っていて、
なかなかふんぎれない

さよならの味は、あの人とは
共有したくない

そろそろかな

できるなら

見ていないでほしい

どうか

お願い

見なかった

お願い

どうか

なにもなかった

そうであってくれ

たのむ

ぼくにも神様がいるのなら

どうか　

どうか　お願いします

本当にごめんなさい。

僕は本当に人を愛すことをできないだろう
信じてもらいたいくせに
信じることをしない

その結果、僕は調べてはいけないことを
調べられるという理由で
自分の惨めな欲望のために
知りたくもないと思っているくせに
調べているのでした

隠すならちゃんと隠さないといけない
たぶん、隠せていなかったでしょう
見てしまったでしょう
傷ついたでしょう
いや、傷つくどころか、呆れたでしょう
そんな奴だったのかって

これはもう諦めた方が良い。
現実を見るべきなのだ

愛し愛されるには、今のままの僕では無理だ

本当にごめんなさい

僕は最低です
最低です

こんなに落ちるとは思わなかった
だけどこういう奴なんだな　僕は

最低です

本当に本当にごめんなさい