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HTC Legend Android2.1

『HTC Legend』この端末は2010年4月以降、欧州で販売されるそうですが、日本で発売される予定はあるのか。
やはりこういうシンプルで質感の高いデザインは好み。

ただCPUが600MHz、RAMが384MBということで、Nexus Oneと比較するとハイスペックとは言えない内容なのが惜しい。ただRAMの容量は大きくなったので必要十分なのかもしれないが。

★HTC Legend

音声入力の話

今、Androidの携帯電話で音声入力を使っていて思ったこと。
Android携帯電話はGoogleが開発したOSだけに、機能として「検索」というコンセプトが中核にある。
Webの検索はもちろん、アドレス帳、地図、メール等いろいろなアプリケーションで検索が便利に使えるインターフェイスになっている。

そして昨年、文字入力による検索に加えて音声による検索ができるアプリが日本でもリリースされた。早速使ってみるとこれが結構便利だったりする。例えば、Googleマップを開いてGPSで現在位置を表示した後、音声検索のボタンを押して「ラーメン」とつぶやくと地図上に近隣のラーメン屋をズラッと表示してくれるし、それぞれのラーメン屋の口コミレビューを始めとした詳細を見ることもできる。乗換案内も検索キーから音声検索ボタンを押して「渋谷から横浜」とつぶやけば、すぐに経路や発車時刻を表示してくれる。昔の音声認識のイメージはちょっと精度が低くてイライラするものだったが、Googleの音声認識機能は長文などはさすがにまだまだ厳しいが、単語ベースだとかなり精度が高くて便利になったな、と実感することができる。

そこで思ったのは、この音声入力機能を単体のアプリケーションベースでなく、端末の基本的な操作にこの機能が使えるともっと便利になるかも、ということ。つまり声の命令に従う「音声操作」端末というイメージ。例えば「スケジュール」とつぶやくとGoogleカレンダーやToDoアプリが起動して、今日の予定を読み上げてくれる。また「電話、山田太郎」とつぶやくとアドレス帳から自動で電話をかけてくれるとか。こういった機能って何か他の作業をしながらでも操作できるので結構便利かもしれない。そして何より視覚障害を持った人々が携帯電話を利用するにはとても有益な機能になるのではないか。

他に、iPadのようなタブレット端末でも音声操作の機能は便利だろう。例えば、奥様方がレシピ本を見ながらする料理する際、どうしても手が汚れるので本のページをめくるのは大変。そんな時iPadのようなタブレット端末をキッチンに置いて、レシピ本の電子書籍を見ながら「次のページ」とか声で画面を操作しながら料理を進めるなんてのも、普通にイメージできる利用シーン。
そんな感じで、音声入力から音声操作へOSがバージョンアップする日もそう遠くはないのかもしれない、と勝手に妄想してみた。

新聞のネット版の有料化は拡大する?

昨年、米メディア大手のニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長が、新聞のネット版を有料化すると語った。この発言の背景には、サブプライムローンに端を発した金融危機以降のテレビや新聞を含めた広告収入の急激な落ち込みや、ネットサービスで一人勝ちを続けるGoogleが、ニュース配信の利用料を支払わずに配信していることに対する不快感などがある。そしてマードック氏は「グーグルは我々の記事を盗んでいる」とまで発言しているから穏やかじゃない。その後マイクロソフトとの提携話があったりしてGoogle側も歩み寄りの姿勢を見せているが、この一件を含め両者の関係がどうなるかまだ検討がつかない。

ニュースを有料化すると言われても、そもそもユーザである我々がお金を払う気にならなければこの話は成立しない。現在新聞社サイトで無料で配信されているようなニュースが、単純にそのまま有料化されただけなら対価を支払う人は少ないのではないだろうか。新聞社が一斉に有料化するようなことは考えられないし、単純に無料の新聞社サイトに流れるだけだ。

予想される有料化のカタチとしては報道機関としての公共性を踏まえると、ニュースは一部を無料で続きを有料とか、独自に取材した希少性の高いニュースは有料というのが自然なように思う。とにかく専門性が高いとか、より深い情報であるとか、読み物として面白いとか、他では入手できないような情報でないと課金するのは相当難しいと思う。ましてや「インターネットのニュースは無料」という意識が、長い間ユーザに定着しているのだから、その文化を変えることはそう簡単ではない。

動画などのリッチコンテンツを増やしたり、利便性を高める機能強化など付加価値の追加のみならず、『有料ネット版ニュースサイト』としてネットならではの新しいコンセプトを打ち出せないとなかなかユーザはついてこないのではないだろうか。加えて、携帯やスマートフォンやKindleやiPadなどの専用端末に向けての新しい電子新聞のカタチも見せてもらいたいと思う。