あなたは身体全体が、心なのではないかと思うくらい。



私たちの距離が近づくと

あなたの体温もどんどん上がっていく。

触れているあなたの体温が

尋常じゃない熱さになっていることに気づいて

愛おしくなる

それから自分の体温の低さに気がついて

不安になる



冷たい私の身体に抱きつく
子どものように体温の高いあなた



あなたの温度は温かいじゃなく、熱い

不安になる



それでも、私とあなたの温度が同じだったら

熱くなっていくあなたにも気づかず

こんな気持ちにもなれなかった


だから、これでいいのかもしれない





結局私は

いつまでたっても

熱くなれない

頑なに熱くならない