君は、私の心を乱したいだけ

私の中をかき回してみたいだけ

やられたらやりかえしたいだけ

だから傷つけたがる

と、いうことは傷ついたのだね

君は、傷ついたのだね

私が君を受け入れなかったからなのか

いや、受け入れた、中途半端に

そして拒絶した、中途半端に

でも私はそういうことしかできない



君を手放したくないけど、君に全てはあげたくない

君に手に入れられたくない

仮にとっくに君のものになっていても、そうは思わせたくない

君は私のものだけど、私は君のものではないと主張したい

でもそれは心の中だけ、気分だけ



そんな態度をとる代わりに、君を求めない

求められたら拒まないけど、求めない

それがきまり

優位でいたいから、それだけ

だから一見、君が私を君のものだと主張しているよう

それが魂胆



でも君はそれが気に食わない

求めたら求められたい

でも、私が求めたら、それはもう違うものになる

というよりも、それはその辺に転がっているものになってしまう

それはどうしてもいやだ

その形はいやだ



この気持ち

分かってほしいけど、分かってほしくない

全然健康的じゃないけど

そうでないと健康でいられない

この関係は君を蝕むのかな

どうしたら満足なの

それに私は答えられるの

答えることを望んでいるの



君が少しずつ斬りつけるから

私も少しずつ蝕まれて、形が変わっていく






どうなりたいの、私





聞きたい

すごく聞きたい

君になら聞ける気がする

今までになく、淀みなく、真っ直ぐ、伝えてくれるでしょ

伝えてくれるでしょう


お願いだ