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松坂、快投! 日米“自己新”18勝目

9月22日7時21分配信 スポーツナビ


 米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔は22日(日本時間)、敵地ロジャーズ・センターでブルージェイズとの3連戦最終戦に今季28度目の先発登板、7回無失点の快投で今季18勝目(2敗)を挙げた。松坂は日本プロ野球の西武時代も含め、シーズン17勝が最多記録。この試合で“自己新”を達成した。岡島秀樹は松坂の後を受けて2番手で登板し、ピシャリと抑えて救援に成功。レッドソックスが3-0で完勝した。

 松坂は2回、6回と得点圏に走者を背負うピンチを招くも、後続を打ち取り粘り強いピッチングでいずれもホームを踏ませなかった。1回、3回、4回、7回とこの日は4度3者凡退に仕留め、テンポ良いピッチングを披露。プレーオフ進出の懸かる大一番で先発投手として十分な働きを見せ、7回終了時に降板した。この日の投球内容は、被安打2、与四球2、奪三振6、球数109球。防御率は2.80となった。

 岡島は3点リードの8回から登板。8番スナイダーをセカンドゴロ、9番ティグペンから空振り三振を奪うと、1番イングレットをセカンドライナーに打ち取り、危なげないピッチングで3者凡退に切って取った。この日の投球内容は1回、被安打0、失点0、奪三振1、与四死球0、球数10球。防御率は2.76となった。

 試合は初回にレッドソックスのリードオフマン、エルスブリーがセンター三塁打で出塁すると、ペドロイアの犠牲フライで1点を先制。3回には主砲オルティーズに今季22号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。中盤以降、追加点を入れられなかったが、先発投手の松坂、セットアッパーの岡島、守護神パペルボンの必勝リレーで逃げ切った。

 アメリカンリーグ東地区首位レイズが同日、ツインズに敗れたため、同2位レッドソックスとのゲーム差は「1.5」に縮まった。