早いものであっというまに年の瀬が迫ってきましたね。
それにしても気温は高い( ^ω^)・・・
過ごしやすいのはありがたいですが、この前なんか半そででイケるんじゃないかくらいの
暖かさでしたからね。何にせよ自分は寒がりなのでうれしいのではありますが。
診察もなんとか無事に終わり、今年の通院は終了です。
がんサバイバーもいよいよ4年目 手術も挟みましたがなんとか分子標的薬タグリッソは
まだ効いていてくれるみたいです。
クリスマスは例によって何にも予定はありませんw
ただこの年の瀬が迫ってくる時期は、なんとなく一つの区切りが近づいてる感があって好きな時節です。


オンコロにEGFRの新たな分子標的薬を使った療法の治験結果が出てました


2025年12月1日、医学誌『Journal of Clinical Oncology』にて、進行非小細胞肺がん(NSCLC)における
uncommon EGFR遺伝子変異(S768I、L861Q、G719Xなど)を標的とした、
ライブリバント(一般名:アミバンタマブ)+ラズクルーズ(一般名:ラゼルチニブ)併用療法の
有効性と安全性を評価した第1/2相CHRYSALIS-2試験のコホートCの結果が報告された。

有効性
全体集団に関しては、追跡期間中央値が16.1ヶ月、治療期間中央値が11.1ヶ月であった。
主要評価項目であるORRは52%(95%信頼区間:42-62%)、PFSの中央値は11.1ヶ月、OSの中央値は未到達であった。

治療歴の有無で分けた場合、ORRは未治療症例で57%に対して既治療症例で48%、
PFSの中央値は19.5ヶ月に対して7.8ヶ月、OSの中央値は未到達に対して22.8ヶ月であった。

EGFR変異が単独の場合と複数の変異が複合的にある場合とで、ORRに大きな差は認められなかった。

変異の種類別に見ると、PループおよびαCヘリックス圧縮変異、古典的変異に類似した変異、
およびT790M様変異のORRは、それぞれ45%(n = 38)、64%(n = 14)、67%(n = 3)であった。
安全性
有害事象は既報の試験結果と一致しており、主にグレード1および2であった。
一般的なものとしては、発疹(67%)、爪囲炎(67%)、
低アルブミン血症(59%)およびインフュージョンリアクション(56%)であった。
結論
Uncommon EGFR遺伝子変異を有する進行NSCLCにおいて、
ライブリバント+ラズクルーズは新たな安全性シグナルなく、
臨床的に意義のある抗腫瘍活性を示した。