長らく更新出来ませんでした。

 

申し訳ございません。

 

これからは、定期的に更新致します。

 

今回は、

 

「トレードの基礎知識③レートについて」

ご説明致します。


■レートはなぜ動くの?

マーケットで売買がオープンしている間(売買が可能な時間)レートは動き続けます。


ではレートが変動し続けるのはなぜでしょうか?


簡単にいえば売り買いを成立させる為に変動するのです。


売買を成立させる為には売り取引量と買い取引量が同数とならなければならないので、仮に買いの取引量が多い場合は売り取引を呼び込むためにレートが上がっていき、売りの取引量が多い場合は買い取引を呼び込むためにレートが下がります。

※後日画像追加

また、

「売り買いどちらかの数量が極端に多い場合や、極端に少ない場合」

には値動きの幅が大きくなり、

※後日画像追加


「逆に売り買いの偏りが少なくかつ取引量も少ない場合」

には、値動きの幅は小さくなります。

※後日画像追加


スプレッドのところでも説明しましたが、値動きの幅が大きくなる時は同時にスプレッドも大きく広がる傾向にあります。


値動きの要因は数多くありますが、直接的に値動きを作用させているものは売り買いの取引量であるという事、つまり

「今は買われているのか売られているのか」

を、トレーダーは強く意識しておかなければなりません。


■売り買いとレート

値動きが売り買いの増減で発生していることをご説明致しましたが、マーケットで売り買いが増減して、レートが動くタイミングを見ていきましょう。


【買いが増える場合】

①ファンダメンタルズが強気(ポジティブ)である。

②取引参加者の多くがレートが安いと感じている。

③取引参加者の多くが保有している売りポジションを決済する。



【売りが増える場合】

④ファンダメンタルズが弱気(ネガティブ)である。

⑤取引参加者の多くがレートが高いと感じている。

⑥取引参加者の多くが保有している買いポジションを決済する。



投資家は上記のように、ファンダメンタルズによって「これからレートが上がりそう(下がりそう)」と分析したり、

「現在のレートは安い(高い)ね」

値ごろ感を持ったりしながらトレードをおこない、そのトレードで発生した売買によって更にレートが変動することになります。


つまり、売買動向(取組・残玉・出来高など)とその推移には値動きを分析する為のほぼ全ての情報が内包及び反映されているという事です。