排出権取引のビジネスチャンス(現状について) | 社会問題のビジネスチャンス

排出権取引のビジネスチャンス(現状について)

環境問題を改善するために、


世界的に、これから、排出権取引という市場原理を導入します。


では、まず、排出権取引のビジネスチャンスを説明する前に


(現状の)排出権取引の簡単な説明をしたいと思います。


排出権取引の対象は、当然ながら、CO2ですが


何をもって、CO2を多く出しているか否かを算出しているのでしょうか。


呼吸でCO2をはき出している人間が多いから、


人口が多い国はCO2を多く出している・・ではありません。


基本的な算出は、電気量です。


なお、電気は24時間供給できなければいけないため


水力発電、風力発電、太陽光発電、または原子力発電では


24時間供給が難しく、どの国でお主に火力発電がメインです。


※原子力発電は、長期に点検しなければいけない期間があります。


つまり、石炭や天然ガスや石油を燃やして電気を作っていますので


使用した電気量(WやWhという単位)から相対的にCO2を


どのくらい出したか算出しているということです。


将来、火力発電を一切使わないで、電気の供給をする試みがありますが


まだ過渡期なので、その実現を早めるために、排出権取引を導入します。


では、電気の省エネだけが、唯一CO2を減らす方法なのでしょうか。


実は、排出してしまったCO2を実質的に減らすことができる方法があります。


それは、森林面積です(法的に認められています)。


なお、日本を例にあげると、2007年度は、


【総CO2排出量】 13億7400万トン 


【森林面積による吸収】 4070万トン


です。これにより、森林で約30分の1を吸収していますので


仮に、日本以外の外国の土地で、日本にある森林面積の30倍の面積を


日本が森林にすれば、世界的に見て日本は、


出したCO2を全て吸収したことになります。


(しかし、30倍ですか・・気が遠いですね)


この現状を元に、次回から、排出権取引のビジネスチャンスを


説明したいと思います。


※細かい取引のルールについて、いろいろありますが、


実際に、CO2を減らす・吸収することが目的なので


それに特化した方向で書いていきます。