先日、歯科大学に通っている次男の成績表が届きました。
その結果は私が大学3年生の時に比べ、ずいぶん勉強しているようでした。
私は妻に用事があって電話してきた彼に、良く頑張っているとねぎらったところ彼は、負けたくない奴がいるんだけど、彼に比べて悪かった・・・と・・・私は、彼に、負けたくないならもっと頑張らないと・・・と在り来たりの返事をしました。しかし心の中では彼にライバルだと思える存在がいることを大変嬉しく思いました。
私は大学3年生だった時に限らず5年生になるまで、勉強は進級の為だけだと思っていました。5年生以降になり私の知識が人の為に成ると思う事が出来るようになり勉強が生まれて初めて楽しく思えるようになりました。しかし社会に出て私が思ったのは楽しいだけでは自分の成長は自己満足で終わってしまう。目標となるライバルの存在が本当の意味での成長に繋がると思い、その時は私にとって雲の上の存在である歯科医師達を強く意識するようにしました。
今、その当時、私の存在すら気付いていなかった彼らはきっと私の事をみんな知っています。それともうひとつ、ライバルに対して私が思うこと・・
以前、開業してからライバルだと思っていた開業医がトラブルを起こした時、それを知っている仲間から、これでお前が一歩リードだな・・・と言われて頭に来た事がありました。相手のレベルまで到達して、自分自身の力で追い越していかない限り成長は望めるはずもなく相手が落ちてきて・・・なんて私が望んでいると思ってのかと・・・
これは綺麗事ではなく、人の不幸を望んで喜んでいるいるような連中は存在しますがそのような連中で幸せになる人を一人たりとて私は見た事がありません。ましてはライバルだと思っていた人を・・・
そして今、私のかつてない最大のライバルが存在します。彼には負けられないし追いつかない、私がやっと辿り着いたと思っても彼はもっと先に行っています。私は彼に会えたことを感謝しています。ライバルだと思っている彼の益々の発展を私は心から思っています。
ところで、いつか息子はこのブログを読む事があるのでしょうか・・・
読んで何を感じるのか聞きたいのですが、彼には今の段階では恥ずかしくて読むことは強要できません。しかしこれを書きながらおもうことがあります・・・
いつか彼が、私がライバルだと思ってくれたら私はどれだけ嬉しいでしょうと