高橋いさを と言う劇作家さんを皆さんはご存知だろうか?ISAO BOOKSTOREというプロデュース公演をされていて、今回はワカコ酒でオカダ課長を演じているしおつかこうへいさんが出ているというので、
「正太くんの青空」を本日初日に観に行ってきた。

いじめにあった少年の母親と加害者とされる少年二人の両親が学校に呼び出され、教員と共に話し合いをするという話である。

"我が子を守ろうとする両親たちの姿が可笑しく、またちょっと哀しく見えればいいと思っている"

と当日パンフレットの言葉通り、小気味よいテンポで話が進んでいく様を是非とも観ていただきたい。

それにしてもあの位置から毎回自分が作 演出した芝居を眺めている高橋いさを先生の勇気には脱帽である。



余談ではあるが、高校生の時に高橋いさを先生の
「バンクバンレッスン」
という芝居を上演したことがある。
銀行強盗に備えて、防犯訓練を行うことになった銀行でのドタバタコメディだ。山田も支店長の役を演じた。あまりに面白くて、二年間の演劇部時代に二回も上演した芝居だ。

毎日、暑い日が続くが、知らない他人と肩寄せ合って、熱い芝居を観るのも一興である。8/12まで荻窪駅 オメガ東京でやっているので、ご興味のある方は是非。