紅蓮の弓矢という曲があまりにかっこ良かったから、使ってみました。

もともと戦闘系や怖い話は得意でないので、進撃の巨人は全く読んでませんが、この曲だけは友人から勧められて聴きました。

話としては、詳細をまだ書くか決めてない背景がある因縁の二人。

ガーゴイルと川島の心理戦と頭脳戦です。

本編で説明しきれない可能性が高いので、ここで軽めに書いておきます。

もともとは、首相のボディーガードに世界最高の戦闘力の手練れを付けたとして具体的にシミュレーションしたところ、そんな人物が政治のグダグダなやり取りを見たら、呆れて裏切るだろうなあ。というイメージから生まれた話です。

おそらく、工作員トップ(直前まで首相のボディガードリーダー)のガーゴイルも、首相や川島の能力には強く興味を引かれたでしょうが、それでも長くSPを勤めるうちに、腐敗した政治家たちに失望し、自らの高い能力が故に次第にストレスが溜まり、高い報酬のみで自分を納得させるのではと思いました。

そうなれば、転落への道は早く、日本の首相以上の報酬を出すなら裏稼業のオーダーでも受けてしまうでしょう。

回想シーンでは、射撃場で世界最高の傭兵だったガーゴイルを時々は上回る川島に対し、ガーゴイルは堅苦しい秘書なんかやめて、俺の部下になれといいますが、川島は「俺は銃を使わなくてもいい世界を作りたいんだ」と呟きます。

川島にしてみれば、ガーゴイルの実力を認めたために、能力が高いもの同士での本音の打ちあけをしたつもりが、ガーゴイルとしては「そうなれば俺の仕事はなくなるなあ」と少しわだかまりが残ります。

そうして、腐敗した政治家だけでなく、川島とも確執の芽が生まれると、今度は川島の出来すぎ度合いが鼻につき始め、今回とうとう裏切りに繋がった感じですね。

https://youtu.be/EgvK7uCbeR0