ちょっと早いのですが、12月も半ばになりますので
今年一年の振り返りとして放射線ホルミシス関連を
皆さんと共有したいと思います。
ちょっと長くなるかもしれませんが
よろしくお願いいたしますm(__)m
まず、私が放射線ホルミシスを始めた経緯から失礼します。
(いつも見てくださっている方は再放送ですみません
読み飛ばしちゃってください。)
2018年に脳脊髄液減少症という病気経由で出会った
胎盤埋没療法という治療法の体験談を収集するべく
ここアメブロの検索機能を用いて情報収集していました。
何で脳脊髄液減少症を疑っていたかというと
私が病気を発症した年に、顔面からアスファルトに
猛スピードで強打するという
恐ろしい事故をやってしまっていたからです。
ちなみに、赤坂の専門病院で簡易的な検査はしたのですが
事故から半年もたっていたのと、症状の中身からして
関係はないだろうという見解でした。
当時の私はとにかく不安症で、一度でもその病気について
疑いだすと、医者からNOと言われても「そうじゃないか」
という疑念が晴れないほどで
その不幸が幸いしたのか胎盤埋没に出会えたわけなのですが
そんなわけで情報収集をしていたのですね。
多分、皆さんも新しい何かを始めようという時に
その治療法に関する情報収集はするかと思いますが
正直言うと、当時の胎盤埋没に関するアメブロ内での評価は
良いとは言えなかったんです。(今はわかりません)
少なくとも、病院のHPで紹介されているような成功例は
ブログ上には載っていませんでした。
それで最初は躊躇してしまったのですが
当時、ベンゾの断薬に失敗して緊張型頭痛がピークでした。
なりふり構っていられなかったですし
他に選択肢もなかったので藁にもすがる思いで夜中の電車に乗って
東京まで往復4時間、胎盤組織を打ちに行ったんですね。
それで、諸々端折りますがこれが奏功し
4週間後には6年にわたって悪化しかしていなかった頭痛が
嘘のように消えていったのです。
それで、「あれ?評判と違うじゃん」といった感じで
再度アメブロ内を探っていた時に
自信の難病に対して色々と試してこられた方のブログに出くわしたんです。
胎盤埋没をやるくらいなら、他の治療も試しているだろうと
そう思ったんですね。
また諸々端折りますが、その方のやっていた治療の一つが
ラドン鉱石を用いた放射線治療だったのです。
当時私は斜に構えたようなやつで(今もか笑
素直に聞くのもなんか癪だったので自分でラドンについて
調べて、良さそうな鉱石をいくつか輸入業者から買ったんです。
で、これを風呂に沈めてラドン風呂と称して入浴したり
ヤカンに入れてラドン吸入とかやったりしたのですが
全く効果がなく、線維筋痛症も悪化していったのです。
素直に意見を取り入れて、ラドン鉱石を譲って(高価でした…
頂いたのですが、これも全くと言って効果が無し…。
ラドンとは縁が無かったのかなと
面倒になってやめちゃったんですね。
そして2019年、痛みが全身に広がり
最初チクチク程度だったものがズキズキとか
グサグサとか、圧痛といったように悪化して
しかもバリエーションまで増やしてきたので
これはまずいぞ、というので再度ラドンについて調べていたんです。
何でまたラドンに戻ってきたかというと
世界中で癌や自己免疫疾患に効果を出しているという割には
自分に全く効果がないのは
まだキチンとしたものに出会えていないからではという
懸念、もしくはある種の願望なのかもしれませんが
それがぬぐい切れなかった、あるいは捨てきれなかったので
他に当てもないというので、又探していたんです。
まず、業者がこぞって口にするのが
「ウラン238」から崩壊した「ラドン222」でなければ
ならないという事。
(ラドンには220という半減期の短い同位体が存在します)
そして、一定量の線量が必要という事。
今になってみればわかるのですが
これを個人でそろえようとしても
不可能かどうかは分かりませんが現実的ではないんです。
この治療で有名な「バドガシュタイン」の線量が
当時、グレード4という最高グレードの場所で
(グレード1~4まで存在します)
17万ベクレル相当出ているという事をどこかで見ていたので
ここを基準に、国内で治療施設を探していたのです。
当然ですが
治療施設が見つかっても、私は関東にいるので
東北とか関西や九州になってしまうと当時の私の体調では
通う事は無理でした。
そしてたどり着いたのが
バドガシュタインを超える20万ベクレルという高線量の
更に、ウラン238を用いたという施設でした。
が、出会ったころには私はもう外出すらほぼ困難になっており
吸入だけでも出来ないかと、吸入器のレンタルを申し出たときに
先方さんから「近所に施設があるよ」という連絡を頂き
即日通う事にしたんです。
もう当時はブログの更新は出来なくなっていたので
記録にはないのですが
その日、即効果があると確信できました。
今まで何もする気力さえわかなかったのですが
ちょっと意欲が出てきていたのです。
そして翌日、なんだか調子がいい気がするぞと
別に症状がどうこうなったわけではないのですが
そう感じていたんですね。
それから、毎日のように通い続けたんです。
最初は送迎でしたが
2週間たつ頃には、自転車で通えるほどに回復していました。
半寝たきり状態の人間が、2週間で往復1時間をチャリです。
私の通うラドン浴のオーナーは
当時の私を「死にかけ」と表現していますが
誇張抜きで死にかけだったんですね。
ちなみにこの時点でも「痛み」は消えていません。
痛みに効果があるのでは?
と思い至ったのは1か月が経過するころでした。
まだ痛みは出ているのですが、気が付いたら
痛みの頻度や強さが劇的に減っていたんですね。
そこで、更に高レベルの治療があることを知っていたので
メーカー本社にある医療レベルの高線量吸入器を吸いに
当時ゴールデンウィーク中で宿をとるほど資金に余裕もなかったので
漫画喫茶に寝泊まりするという形で3泊4日の治療に出かけたんです。
漫画喫茶はまあ…劣悪な環境でした(笑)
熟睡できないですし、おっちゃん達の咳がゴホゴホうるさかったですね…。
(個室とはいえ、天井は吹き抜けです)
ラドン吸入は日に2回(一回一時間)行うのですが
漫画喫茶から通って徒歩20分くらいでしょうか?
外食などで昼食、夕食をとりつつ
空いた時間は漫画喫茶のPCで友人とゲームしていました(笑)
たったの1か月でここまで余裕ができていたんです。
治療が終わったのですが正直に言うと
効果は分かりませんでした。
理論的には、線量は閾値内(安全量)であれば
高ければ高いだけ効果が上がっていくんです。
これは研究で証明されたことで、私の推測ではありませんが
グーグル検索してもこれを載せている医療機関も個人も
誰一人としていないと思うので裏付けを取りたいという場合
低線量放射線を理解している医療機関のお医者さんに
聞く他ないと思います。
ChatGPTに聞いても、残念ながらこの情報を学習していません。
しかし、臨床研究会で公開されている情報を引用します。
放射線は、少量でも危険という仮説(LNT仮説)が存在します。
これは、遺伝子の修復が起こらないショウジョウバエの
オスの精子を利用した「マラー博士」という科学者が出した論文が
この業績を以てノーベル賞を受賞しているのが大きな要因で
この学説をもとに、世界中の放射線学会は安全基準を敷いているのです。
実際のところ、NASAから依頼を受けて宇宙飛行士の放射線による影響を
調査した「ラッキー博士」が
地上よりはるかに多い放射線を浴びる宇宙飛行士の健康状態が
飛行前よりも良くなっていることから放射線ホルミシスが提唱したのが
始まりです。
結局この研究は埋もれてしまったのですが
日本の「電力中央研究所」の服部偵男博士をはじめとする研究者によって
正しさが証明されました。
人間にはp53という癌を抑制する遺伝子が存在します。
強すぎる放射線を浴びると、遺伝子の損傷が激しく修復は間に合いませんが
閾値内の放射線であれば、このp53はより効果を増し
遺伝子の修復能が向上するのです。
最近、元ヤクザが市役所に車で突っ込んだとして
ニュースになりましたが
その昔、東海村JCO臨界事故によって
2名の作業員が高線量の被ばくをしました。
その画像は、規制にかかるため当ブログでは紹介できませんが
気になる方は調べてみてください。
(過激な画像が苦手な方は辞めてください)
あまりに強すぎる放射線によって
体中の遺伝子は破壊されました。
遺伝子はいわば、設計図です。
設計図がないので、細胞の修復は起こりません。
皮膚や腸といった粘膜が最初に腐りおちて行き
最後には骨だけになって亡くなっていきましたが
放射線を浴びた直後は、外見的な異常もなく
普通に意思疎通ができていたのです。
が、これがその「強すぎる放射線」であって
私たちが用いているホルミシスの放射線というのは
研究によって裏打ちされた「閾値内」の放射線量なのです。
話が脱線してしまいましたが
この研究に基づいて、ではより高い線量を浴びると
どんなメリットがもたらされるかという研究が
日本には存在しており
いわゆる、脳内神経伝達物質(セロトニンやドーパミン等)
を増加させるためには
この吸入器を用いて人工的に線量を増加させなければ
到達は不可能だったのです。
(あるいはレントゲンがありますが、民間での利用は不可)
私個人が手に入る鉱石を湯船やヤカンに入れて湯気を吸うだけでは
到底到達できる領域ではないのは伝わるかと思いますが
自然界に存在する、いわゆる放射線量の高い地域
というものでも、この境域には到達できないのです。
(なぜなら、バドガシュタインの50~100倍以上の線量だからです)
私は、この吸入器を4日間の計8回(8時間)吸入させて
頂きましたが、その短い期間では残念ながら
効果はわからなかったというのが
正直な感想でした。
漫画喫茶に泊ってまでというのはある意味ちょっとした
笑い話のようにもなるのですが、そこまでした理由は
いつもブログで話していると思うのですが
自分の健康に対して妥協したくなかったからなんです。
効果があるかどうか、というのは
それは効果があるに越したことはないのですが
正直二の次みたいなところがあります。
発症当時のチクチクレベルがでたり消えたりといった感じです。
この頃はまだ社会復帰レベルじゃなくて
家でゲームをしたり、漫画を読んだりしながら
時間を過ごしていたのですが
2020年の5月頃、ちょうど本社での高線量吸入から
1年が経過した頃、痛みと倦怠感が抑えきれなくなったのか
ちょっとではあるのですが症状が強くなってきたんですね。
なんかいやな予感がするなぁと思い
この時私には、やはり1年間あの高線量の吸入器の事が頭から離れず
もう一度試してみたいという思いが高まり
2020年の7月に、遂に地元のラドンルームに
導入されたんですね。
毎日試しましたが
最初の3か月は、正直言って全くと言っていい程
よく分かりませんでした。
ここまで試したら、正直大半の人は辞めると思います。
しかし、私は有難いことに継続する機会に恵まれました。
それで4か月経過した頃ですね。
急激に体調が持ち上がって、これは働けるんじゃないか?
という状態になったんです。
この体験は滅茶苦茶重要だと思うで、ことあるごとに
お話しさせていただいているのですが
この後2020年の11月
私は、就労移行支援という施設に1年通い
新規開設した薬局に2021年の11月
就職したんです。
断言できますが
あの時、3か月で吸入を辞めていたら
私は社会復帰は出来ていませんでした。
更に言うと、その段階では痛みは完全に消えていなかったんです。
就職するころになって、痛みはほぼ消失していたのですが
ようはこの間1年もかかったわけです。
これだけ時間をかけなければ
私は線維筋痛症を克服できなかったのです。
何でここまで辛抱強く継続できたかというと
勿論周囲の助けがあったことが1番であり
その上に
とある女性の体験談が存在したからです。
それは、「数十年にわたるリウマチを1年半かけて克服した」
女性です。
この女性の例は海外で論文が紹介されましたが
体験談の動画の中には、初めて数か月は
旦那さんにひきずってでも連れていかれたと
あったんですね。
引きずって連れていかれたという事はですよ?
それまでは自分の意志で通うほどには
効果のほどはよく分かっていなかったという事です。
この根気強さが無ければ
この女性はリウマチの克服は不可能だったでしょうし
この裏には、激しい断薬の苦しみと
食事制限があったのはいうまでもありません。
膠原病の断薬は文字通り
命を奪う可能性もあるわけで
一筋縄どころじゃないんです。
難病を克服するというのは
それだけハードルが高いという事なんです。
中にはサプリメントや整体
針灸、カウンセリングでよくなる人もいるでしょう。
私はそれらを一切否定するつもりはありませんが
それは万人には当てはまりません。
放射線が絶対で唯一などと言うつもりもないです。
皆さんを不安にさせる意図でもないんですよ。
簡単にと言うと語弊があるかもしれませんが
そのように治るに越したことはないんです。
辛い道を自ら選ぶことも無いでしょう?
ですけれど、時として
それだけの労力と表現が適切なのかは分かりませんが
必要になる場合もあるという事です。
ただ、これも結局認知次第なんです。
裏を返せば
それだけの事をすればいくらでも
治る可能性はある、という事じゃないですか。
多くの人が結果がでなくて辞めてしまうケースの中
この方が治るまで周囲の支えあって継続できたという
それだけの事なんです。
軽んじてる意味の表現ではありません。
それ以上でもそれ以下でもない、事実という事です。
この事実を(信じていただけるとして)
どう受け取るかもまた
皆さん次第という事です。
まだ可能性は残っているのか、と感じるのか
自分には当てはまらない、と感じるのか。
放射線はやっぱり危険だろ!という意見を除いて
この問題の心理的障壁となっているのは
「金銭面」「治療環境の有無」これだと思います。
通える距離に施設がある私が言ったところで
なんら説得力がないのは重々承知しています。
私のブログは当初、ホルミシスを布教という訳ではないですが
紹介していた頃がありました。
私がまだ、就労移行に通っていた時ですね。
就労移行で暇なのでブログを書いていたんです(笑)
色々な方から、有難いことに相談を頂きましたが
やはり同様の課題に行き当たったんです。
通うまでの時間、料金これらが確保できない。
当然私はどうにもできません。
すると、この件に関わる私、紹介者、施設
全てが悲しい結果になってしまうという事で
わたしはラドンを紹介することをあきらめたのです。
今テラヘルツを皆さんに提案しているのも
全ては上記の事があったからでもあります。
どんな素晴らしい治療があっても
それを実践できないなら、意味がないとまでは言いませんが
現実的、建設的ではないですよね。
では建設的になるにはどうすればいいかというと
必然的にコスパが良くて、継続可能性のある
現実的な治療法の模索になるわけです。
なので私は健康コミュニティに一時期入り浸っていたんです。
ああいう場所って、民間療法が集まりやすいんですよね。
高額医療は現実的じゃないので受け入れられないんです。
ただ誤解を恐れずに言わせていただくと
上記の一例は、ラドンを継続しましょう
という話ではないんです。
病気が治る過程というのは
必ずしも短期的で右肩上がりの直線的なものばかりじゃない
という、そういう話なんです。
私がブログで継続してくれてありがとうございます
というのは、こういう事なんです。
効果が出ないのは、効果が出るまで続けないからだと
皆さんを責めているわけではありません。
継続した結果がどうなるのか、それは私には分かりません。
結局それは、やってみて初めてわかる事です。
ですが
継続するか、しないかの納得のいく選択を取っていただく
その判断材料を皆さんに提供したいというのが私の本心で
そのために「継続可能」なものを選択して提案しているのです。
その結果、やっぱり私には合わないとか
テラヘルツはやっぱり偽物じゃないか、とか
そういった結論になっても、私は否定しませんし
それがその方にとっての正解になるわけです。
ただ、判断材料を最大限提供出来たらなと
それが「体験談・症例集」なんですね。
だって判断材料もないまま継続しろと言われても
土台難しい話ではないですか。
わたしだって無条件には受け入れられないです。
これまで長々と書いてきた内容が
免罪符のように聞こえてしまったら申し訳ありません。
今回はホルミシスの話なので
テラヘルツはここで終わりますね。
実は、ここから先が社長さんの仰られていた本題です。
長すぎて本題忘れていたと思います(笑)
実は、ラドン吸入器を調べると
50万円くらいの家庭でも買える吸入器が見つかると思います。
これは100万ベクレル出ると言い張っており
線量でいうならばシーベルト換算で一時間2.5mSvです。
これは線量でいうならばそれなりに高い数値で
25mSv~50mSvを短時間に吸入できれば
ある程度十分な効果を確保できるんです。
それが「ウラン238」由来のものならば。
かの故・安倍元首相が自身の潰瘍性大腸炎を治すために使っていた
吸入器もこれよりは線量が低かったと
社長から直接聞きました。
(社長さんが故・安倍元首相にラドンを提供したメーカーなんですね)
が、このメーカーが使っている鉱石は
いわゆるトロン(ラドン220)という半減期が1分にも満たない
効果の薄い物なんだそうです。
検索すればすぐに出てきます。
これを、上記の条件を知る医者でさえ採用しているというのです。
信じられるでしょうか?
むしろ患者は何を信じたらいいのかという話です。
私は先ほど、納得して選択をしてほしいと言いましたが
前提として、情報を提案する側が
真実を語っている場合に限るわけです。
だって、患者は前提として医者を信じて治療に取り組むわけです。
こういった治療を受ける患者は、命がかかっているわけですよね。
それで、医者がこの仕組みを知らないというならば
100万歩譲って、100万歩ですよ
不勉強だからと言ってもまだいいです。
いや、全く良くないのですが。
理解したうえで提案しているという訳です。
信じられるでしょうか?
何のためかと言えば、利権なわけです。
患者は医者の食い扶持でしょうか…?
(いやまあ、そうなんですけど…)
これを聞いて気分がどんより重くなりましたよね。
この機種の事は以前から知っていたのですが
作る側も数値だけ高い事を宣伝して
重要な部分(鉱石の種類)は全く触れないわけです。
この世の中がいかに道徳で回っちゃいないのか
実感させられるわけです。
副作用は無いわけですけど
それを命がかかっている患者に勧めるんですか…?
という事です。
ただもう一点は明るい情報で
ラドン吸入器単独だけでも
ルームで吸わずに効果があったらしいです。
ようは、吸入口付近に加湿の条件さえあれば
ルームが無くても効果は発揮されると
東京の癌専門医が臨床で証明されました。
つまり
ラドン吸入器のレンタルもしくは購入で
ラドン治療が家でも出来ちゃうわけです。
これはだいぶ明るい話かと思います。
それでも放射線ホルミシスは我々からすると
高額な部類に入りますから
あくまでも情報の一つとして持っていただけたらなと思います。
1万文字近くになるのに
重要な話を最後に持ってきてすみませんでした。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。