こんにちは。


少し前になってしまいましたが、
以前からご自宅裏の雨どい周辺の線量の事でご相談を受けておりました
武蔵村山市のとある方の元に、
千葉県のちば市民放射能測定室の長谷川代表ご夫婦が、
HSF(ホットスポットファインダー)を持参されて空間線利用の測定とHSFのデモにこられました。

幸運にもR.I.La伊藤はデモ測定に同行させて頂き、
残堀川の河川敷の測定を御願いすることができました。

まずご自宅の周辺の様子



ご自宅からよくワンコの散歩に行く公園まで


そして残堀川の河川敷と近くの公園の様子



実際の測定のコツとか、センサーの位置による線量の変化、
平均値の出し方、動画の撮影など、
HSFの特徴を詳しく説明して頂きました。

R.I.Laでも、市街地や空堀川の様に線量の高い特異点(ホットスポット)の位置がわかりやすい所は、愛用のPA1100Radiによる測定でもこと足りるのですが、
多摩川などの広い場所い場所での土壌採取や、
まったく初めての河川等の土壌採取前の予備調査としての空間線量測定などには、
時定数が1分のRadiでは、測れるポイントが少なく時間がかかりすぎてしまい、
予備調査に大変な手間がかかっていたので、
レスポンスが大変早く、Cs134、137のスペクトルが確認できるHSFには、
大変興味があるところです。
また、上記の様にマッピングができることも大きな有利点ですね。
今まではRadiで測定した場所をハンディGPSでマークし、
帰ってからマークの位置をグーグルアースに落として緯度経度を測定してから、
グークルマップに再度プロットする、という二度手間を強いられていましたから。

もちろん150万円という価格は簡単に右から左に購入というわけには行きませんが、
今後の調査を鑑みた場合、今回のデモでその性能が確認できたことから、
尚のことほしい機材といえます。

何とか資金を調達して、近い将来購入できるようにがんばりたいと思います。