澤地久枝著「妻たちの二・二六事件」第4冊目を読み終えました。
小さな文字の文庫本だった事だけでなく、
この本に書かれている妻たちの一言一言を噛みしめ、
心情に寄り添おうと読んでいくと長い時間が掛かりました。
特に草柳太蔵氏の解説文にはその一言一言と澤地久枝氏の
想いをくみ取って非常に丁寧な言葉で賞賛している事にも
こころを揺さぶられました。
縁あって長年溜めて来た想いが繋がって、
朗読の会に参加して
何度か小説の件(くだり)を読んだり、
歌舞伎団十郎のお家芸である「ういろう売り」を読む練習を重ねています。
年明けには各人の好きな文章を15分程度で発表するという
予定を知らされたので、この草柳太蔵氏の「妻たちの二・二六事件」の
解説文にしようと決め、文章をスキャンしてプリントし
練習を始めています。
口に出して読んでいくと尚、著書に描かれた著者の筆の基となる
社会を見つめる眼差しを捉えていく気がするのです。
澤地久枝著書はこれで4冊目
「新しい戦前」という言葉にゾッと戦慄を覚え
確かにその足音が聞こえてくるようなこの頃・・・
草柳太蔵氏の解説はこちら
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