伊豆高原のお隣さんは | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。
 

 

昨日は節分でした、その翌日の今日は以前住んでいた伊豆高原の

お隣さんの誕生日だと、ふと思い出したんです!

 

それで、何度か電話をしてみたところ、お出になりました! 

しかし残念ながら、かなりのご高齢故でしょうね、

耳が遠いらしく何度説明しても私を認知できない、

聞き取れないようで、(警戒もしているかも知れない)「失礼ですが、電話を切ります!」と・・・

 

ましかし、この方は非常に厳しい躾を受けていらしたお嬢様育ちの方で、

礼儀正しいのです。 それで、ガチャン! 

といきなり切らないで、そう仰ったのでしょう。

 

私の「残念です~」との一言も聞き取れていないかもしれません。

しかし、生きていらした事が嬉しい~♥

 

2度の電話で出ないので、もしやもういないのかも。と思いましたから。

散歩に出る前に読み終えた安野光雅氏の著書「会えてよかった」の影響でしょうか、

連絡が取れただけでもよかった! と思いましょう。

 

 

私を認識して貰えなかったのは、仕方ありません。

もっとまめに連絡していればヨカッタのでしょう。

 

お隣さんからは沢山の教養を授かりました。

源氏物語を読んだことも、絵画のセンスも庭造りの手解きも受けました。 

お料理も達者でご馳走になりました。

 

20数年間暮した折りのお隣さんです、それはそれは幾つもの

想い出があります。

 

自分の都合の良い時だけ、思い出して電話して

安心したという自分の気休めはエゴかもしれない・・・

 

 

以前電話した時は、ご主人を亡くされたと聞きました。

さんざん夫婦喧嘩を見たり聞いたりもしました。

憎らしいのっ! と陰口も聞きました。

 

 

あれからどれだけ経っていたんでしょう。

 

 

 

 

 

 
昨日の出来事で、シュンとしていたのですが、
直ぐに閃いたのは伊豆高原の家のお向さんに電話してみようと! 
一呼吸置くと何かしら頭に浮かぶことがあります。 
夜はとても早く休まれる方なので遅くならないようにと電話してみました。 
 
この方への電話も暫く振りでした。 私と幾つも違わない年齢の方で、
とても親しく交流しており、直ぐに私を認知してくれました。  
 
お隣さんの様子を伺えば、ヘルパーさんが通って来ていて
その人とは話が通じるらしいのですが、道端で会っても耳が不自由とのことでした。
 
 私が電話した事をいずれ機会があれば伝えて下さるそうです。 
 
 お互いの近況を伝え合い、健康を祈りました。 
そうそう、私の家に現在お住まいの方の様子も少し伺ってみました。
 
 伊豆を離れて11年以上経っている事を伝えたらとても驚いていました。
 また電話してみましょう~。
 
 
 
思えば、専門学校時代の仲良しメンバーの誰とも連絡がとれなくなったまま。
 
卒業してから全く連絡先も交わしていなかった事に
気付く事の多い若い時の失敗。
というか、新しい世界で生きる事でそう言う仲間との想い出がどんなに大事か?
想像しなかったんですね。
 
今更、苗字を辿ってSNSで探してもそうそう誰もが使っているとは思えないし、、、
苗字が変わってしまえば辿り様がない・・・
 
かくいう自分は名簿の一番先に乗っていたせいか
そして離婚によって苗字が旧姓に戻ったために
SNS上で発見して貰えたのです~♥
 
小学校時代ですから60年近く経ってからの再会を果たし
今でも細々と(年齢が高いですから、しかもコロナ禍を理由に
まめに会おうと言う酔狂な人は少ない・・・(^_^;)
 
ま、それでもSNSのお蔭で交流を取り戻せる時代の
恩恵にあずかった訳です。
中々、今後にそうした繋がりを取り戻す事は難しいでしょう。
気になる人とは煩がれない程度に連絡を取る事にしましょう。
 
 
 
 
 
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