”「「大阪都構想」への誤解を解く(上山信一)」を改めて読む” | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

今日も三橋貴明氏のブログで政治・経済を学びます。

 

「「大阪都構想」への誤解を解く(上山信一)」を改めて読む

 

藤井先生が、
「例えば、日本を四分割して、四つの国に分けると言い出す連中がいたとして、それが「保守」なのか?」
 といったご主旨のことを仰っていましたが、まさに本質を突いています。


 ちなみに、本稿における「保守」は、いわゆる日本の言論界の「保守派」の連中ではなく、「ナショナリズム 対 グローバリズム」における保守、つまりは、
「共同体を破壊するのではなく、メンテナンスしようとすること」
 を意味します。

【ナショナリズム 対 グローバリズム】

 

 




 今回、藤井聡先生や学者の皆様、山本太郎氏率いる「れいわ新選組」、さらには「地元」に根差した自民党や共産党などの政治家たちが、「大阪市を守る」ために戦いました。細かい価値観や立場は違えども、全員が「大阪市の保守」のために力を尽くしたのだと思います。(保守派と呼ぶと、「いわゆる保守派」と混同され、誤解されることになるため、敢えて使いません)


 対する、大阪維新の会は、一応「保守側の政党」と思われているのでしょう。グローバリストは愛国者を装う、でございます。
 

さて、自治体の解体を堂々と推進した(しかも、嘘まみれのレトリックで)維新勢力と、「地元の住民」のために戦った大阪市の自民党や共産党などの政治家たちと、どちらが「保守」なのでしょうか。(ちなみに、わざわざ「大阪市の自民党」と書いている理由は分かりますね)
 

 共同体を守ろうとしない勢力は、保守ではない。この基本を、今回の住民投票は明確に教えてくれたのです。