和服で歌舞伎を見に行って感じたこと | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記


こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。


今年は和服を着て新春歌舞伎を見に出掛ける積もりでしたが
急遽子供達と行く事になり
息子とお揃いで私の古布リメイク服を着て行きました。


なので、いつも和服姿の友と着物を着て
改めて歌舞伎を鑑賞に出掛けました。


国立劇場の正面には紅白の梅が見事に
咲き誇っていました。





帯は自分で仕立てたもので
裏表使えるようにしました。

袋帯はボリュームがあって
締める時、後ろ手の腕が帯の重みでかったるくなるほどです・・・
まだまだ、着なれるように繰り返すことが大切です。


一応着付けてみましたが
この日は移動距離も長くほぼ一日の外出の後は
気崩れてしまっていました。
そして、大層体への負担が掛かりましたので
もう少し、着付けの工夫が必要です。






何事も練習を重ねることが大事ですね~

友と一緒に愉しむ歌舞伎は見るところも共通しており
帯の結び方や衣装の柄やらは勿論の事
踊り方や所作
そして、黒御簾から聞こえてくる小唄が
お稽古を付けて貰ったものだと
嬉しくて嬉しくて~ 目を合わせて喜んでしまいます。


そうそう、役者さんの所作に注目したのは
下駄の鼻緒が切れてしまったので
懐中に持っていた紙を割いて2本のコヨリを作っています・・・
もちろん台詞を言いながらです。

その手さばきがしなやかで実に美しいのです!
(男役の町人ですが)

また、髪結い新三が客の髪をチョイと手直しするシーンも
実に面白かったですね・・・

今までは余り興味が起こらなかったのでしょうが
近頃は宇江佐真理著書で
「髪結い伊三次」シリーズを読んだせいもあるでしょう。

また何か今までと異なる発見や
愉しみ方があるような気がしています。


古典芸能を一緒に愉しもうという身近な友の
存在がとても嬉しいこの頃です~






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