雨も降らずに済み、ほっとしました。
昨年９月～１２月に５回の講習会を終えましたが
締め切った後も希望者が沢山いたので急遽
第２弾の追加講座を開催することに同意し
１回目を開きました。
総勢１７名という大人数で
作業は手狭でも我慢して貰う状態でした。
今回は講習会後の自主運営サークル開設の予定があり
待機している生徒さんがいるので
早目に終えねばならない為
３回の講習としました。
なので、いつもより急いで
講義を進めねばなりませんでした。
各自持参した着物は解かれていなかったり
一枚のみだったりで
直ぐに裁ち合わせに至らない人もいましたが
何とか、次回まで用意を整えて追い付けるようにと
説明をしたつもりですが
大勢だと行き渡っていない事が
心配されます。
それでも、簡単だ！ とさらーっと流して
製作を進めるよりは
やはり、基礎から「シャープなデザイン」を
意識して大事な裁ち合わせに臨めるよう
指導していきたいと思っています。
マニアルを紙に書いて提示できる世界ではないのです。
「一期一会」 布との出会いによって
仕上がる姿が異なります。
一層素敵な一枚をと願えば
どの布をどこにどれほど～ という
加減が大事になってきます。
これは、最近手を付け始めた着物の着付けにも
共通しています。
というより、着物の着こなし方の
美しさを、軽い一枚の風の通る服に
表現しようという試みだからでしょう。
さぁ、どんな一枚が出来上がるか
今後もお愉しみにご覧ください。
ちなみにこちらは
最近、私の家に通い始めた生徒さんの作品です。
これが見本の作品です。
初めの作品は襟は付けていません。
随分布によって表情が替わる事が
ご覧いただける事でしょう。
こうして、”初めの一歩”作品は
今までに３５０通りものデザインとなって
世界に一枚だけの服となって
素敵に装われています。
其々に想いがありまして、
その裁ち合わせに関わる喜びを
これからも大切にしていきたいと願っています。
