伊豆高原では毎年5月一杯アートフェスティバルが
開催されています。
30日の閉館時間ギリギリで重岡建治氏のアトリエへお邪魔しました。
重岡氏は大変穏やかで、製作中にも関らず
丁寧な説明をして下さいます。
2階の展示室から吹き抜けを臨み
氏の鋳型にブロンズを流し込む際の工程の
説明中を撮影しました。
楠木の香りが一杯に漂っています。
アトリエの外へお見送りくださった際に見つけた
古木に芽吹いた若木の緑が美しいオブジェのよう。
永年切った木を乾燥させているうちに
吹き溜まった土に種が飛んで来て芽を出した事を
説明して下さいました。
帰り掛けに頂戴した楠木の破片(いい香りがします!)と
最初の画像の写真集
今までに何度かアトリエに伺っていましたが
今回初めて色々なノミを用いて
木彫の作業を見せて下さいました。
ずっと前に氏から頂戴したモノクロームの縦長の
カレンダーを今も大切にしているとお話ししたところ
もう、30年も続けて毎年制作されているとの事。
限定で1回のみの予定だったけれど
好評で作り続けておられるそうです。
仕事が好きで、いつでも手を動かしていると
仰っていました。
一生続けていけるものを持っている幸せを
自らも感じておいとましました。
重岡氏の作品は伊東市のなぎさ公園
市庁舎でも沢山見る事が出来ます。
あきやま幾代・古布リメイク 衣袷ーきぬあわせー Web Site