その他の国アレコレ | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

1970年代パリ出向中に出張やバカンスで出掛けた
国々のレポート以外の思い出でを綴り続けて来ました。
昨日の「海外旅行番外編 台湾’76」で終了しましたが・・・
記憶が残っている国々を書き足したいと思います。


画像が無いけれど訪れた国はオランダ
アムステルダムにトランジットで1泊しました。
生憎カメラを空港に預けたトランクに入れたまま、出し忘れたので
写真が一枚もありません。

一人で達者でない英語でホテルで教わったレストラン(確か童話で有名な)で
結構美味しい食事をとった事を記憶しています。
綺麗な運河の街並と古代の衣装のまま暮らしている可愛らしい
風車の街の写真もお見せ出来ませんが、素敵な経験をしました。
写真を撮って記録に残せない分、自分の心に留めておく事が出来ました。

そして、出張でSerge と行ったベルギーのブリュッセルは綺麗な街で有名です。
しかし当時はそう意識して見ていなかったと思います。
パリ鈴屋の大きな販売先であるブティックをリサーチしてくるのが
出張の目的だったと記憶しています。
その頃は、ベルギーがチョコレートの本場だなんて事も知らず
今、大いに気に入っている「レオニダス」もブリュッセルの人気店だそうです。
美味しい経験もしていなくて残念です!


何度もきついスケジュールで出掛けたのは
ドイツのフランクフルト。
布の見本市が開かれたのです。
日帰りだった事もあります、確か・・・

散々、歩いて歩いて世界中の布を見て周りました。
買い付けもしたのです。
特注もしました。
疲れて疲れてレストランに辿り着けば
それは塩辛い殺風景な食事でした。

美食の国フランスからムッシュ・チボーを伴って
行った時は大変です、もう文句を言うのではなく
スノッブにも食事を口にしないのです!
サンローランに良く似た風貌の香水プンプンさせたエレガントな男性でして
同行してご機嫌を採るのは大変でした!

高い契約料払って一体鈴屋は彼から何を得たんだろう・・・?

そのフランクフルト行きの朝の失敗は忘れません。
すっかり寝過ごしてしまい、朝も暗いうち(5時頃でしょうか朝一番のフライト)に
起きねばならないのに・・・
ディレクターの電話で目が覚めます。


「今、下のカフェにいるんだけど、待ってるね!」


エェーっ!

さぁ大変、その電話で目が覚めたのですから!
大慌てで身支度して(それでも雑なメイクくらいはしていきました!)
寝過ごしたなんて言えません。
それでも、暫く待ってもらい何とかフライトに間に合ったのです。

心根の優しいディレクターだったので、叱られませんでしたが
焦りましたね~。
ニューヨク行きのフライト時間を2時間勘違いした時もひっくり返るほど驚きましたが・・・

そういえば、仕事はきっちりやって来て成果を揚げた積もりですが
結構こういった失敗をやらかしていたんですね~。
今でも思い出すと冷や汗が出ます。

そんな事を思い出した外国への往来アレコレです。
長々とお付き合い下さり、コメントを頂いて昔の思い出を
共有して下さった皆様、再びお礼を申し上げます。
ありがとうございました。


今後は、ここ数年間の「世界遺産を巡る旅」のレポートを
綴り続けてきた分を、そのままご覧頂こうと考えています。
それらは20世紀の出来事ではなく、21世紀の記録です。
どうぞ、またお付き合い下さい。