一つの安堵 | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記


たまプラーザへ移転してから早や10ヶ月が経ちました。

引っ越す前から既に痛みが激しくなっていた伊豆高原の我が家の玄関ドア。
4月の初めに様子を見に行ったら、酷い状態に悲哀が深まってしまいました。

全てを引き払って売却依頼してから10ヶ月、
何度か不動産屋さんのご案内はあったものの
震災も大きく影響して今も売却話が進んでいません・・・

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家の入り口が傷んでいると印象が大層良くないので
修繕工事を頼みました。

暑い日に、大工さんに頑張って貰い
ペンキ屋さんの仕上げを待って漸く綺麗になりました。

一つ安堵しました・・・

しかし、石を敷き詰めた庭の手入れをしていないので
きっと草ぼうぼうでしょう。

黄花コスモスが咲いているかもしれません。
花が終われば、秋の落葉が心配になります。
天城から降りてくる風が通常は綺麗に落ち葉を
吹き飛ばしてくれるのですが、花や雑草が枯れれば
無残で放置しておけないでしょう。

どなたかに手入れを依頼しないといけません。

家一軒の手入れは維持するだけで税金・保険の負担だけでなく色いろと大変です。
しかも住む人のいない家は朽ちるのも早いようです。

心配事を話すと、「あら、家も売れなくてほったらかしているの!」とか
「もう、二束三文で売っちゃったわ!」と結構不安に輪を掛けるような事を聞きます。

永年気持ち良い暮しを育んでくれた家に対する感謝の気持ちが足りないのでしょうか
経済状況の深刻さが阻んでいるのでしょうか?

思い出に執着し過ぎているのかもしれません・・・


ご縁が繫がるようにと祈っています。


再び伊豆高原の我が家の紹介です。
ご覧下さいませ。
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