冬が戻ったような寒い日 3月2日 「湯島講談会」 に出掛けた。
伊豆高原の友達 愉愉さんが日帰りで早朝列車でやって来てくれ
同行のあざみ野の友達に初対面となった。
古典芸能鑑賞が愉愉さんとの趣味の一致するところであるが
講談を聞くのは初めてである。
人間国宝となられた一龍斎貞水さんのライブである。
一門の貞友さん(女性)共に、テレビで何度かお顔を拝見するも
初めてその道の話芸を聞いたのだが、
1時間ほどの話はさほどドラマチックでは無いにしても、
緩やかに面白かったのである。
(失礼ながら、眠くなった頃に間合いの扇子をバチっと で
覚醒復活となった・・・)
講談の面白さはまだまだ分かったつもりは無いが、
「間」の取り方がリズム感を生むので、話が耳に心地良い。
湯島の下町風情豊かな場の空気に浸り、情緒満点也!
湯島天満宮鳥居にて
(かつての鈴屋本社はこの鳥居の直ぐ近くにあり、
青山のベルコモンズ本社ビルに移転するまでお茶の水駅からの
キツイ坂道を通っていた。)
歌舞伎や文楽で 度々、登場した菅原道真公(管相丞)を祀った社
学問の神様として祀られ、入学試験合格祈願の絵馬が吊るされている。
(愈愈さん曰く、「凄い個人情報量ですよね!」 確かに・・・)
湯島講談会の会場
梅に鶯が・・・
(そういえば、
日暮キノコの漫画本”ウメニウグイス
”
というのが
発行されていまして、なかなかの傑作です! 親ばかでした・・・)
おサルさんの竹馬乗りも上手に出来て、拍手喝采するも
ご祝儀のコインを用意していたら、「お気持ちはまぁるいのから
四角い形でお願いします!」 というおねだりに、少々冷たい空気が流れたか。
見事な梅園は8日までのお祭り期間とはいえ、まだまだ蕾が
締まっているので、当分美しさを楽しめそうである。
(婦系図 湯島の白梅 鶴田浩二・山本富士子 を思い出しつつ・・・)
後暫く、この日のイベントが続きます・・・