片付け趣味はパリの蚤の市が原点 | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

リサイクルに向けた片付けが大層性に合っている。

其の初めはパリの蚤の市で受けたカルチャー・ショックである。

其の名の通り、蚤がたかっていそうな汚れて胡散臭い代物ばかり・・・


まさかの使用済み(多分?)パンツまで、道端に直に並んでいる、其の光景は衝撃的だった。

出張の折、(その後は数年滞在するのだが)何度か通う内にその魅力に捕り付かれてしまう・・・

もともと、子供時代から姉達のお下がりが日常的だったので、人の着古しは抵抗が無い。

其の頃仕事で一緒に行動していた、ファッション・メーカーのお洒落な面々の刺激も大いに影響して”古着ファッション”に夢中になった。

我こそ自慢で「今日はこのコーディネイトで10フラン(600円程度)どう?」といかに安くお洒落の工夫をするかを競い合ったものだ。

集めに集めた品物が現在に至る。


世界に冠たるファッションのメッカであるパリに暮らす人々は実にお洒落が上手い。

シンプルで小粋、さりげなくその感度の高さを表す方法を良く知っていて見事である。

年2回のバカンスを大切に仕事に励む、そして日常的に必要な物は上手くリサイクルを活用しているのである。

誠に見習う事の多い暮らし振りであり、今の自分のCocoro良さに繋がっているのである。