古伊万里が好きで染付け・印判ともに骨董市で見つけては普段遣いにしている。
決して高価な物は無いが、親から受け継いだ品や友人から貰ったり、取替えっこしたり、其の思い出がまた懐かしい。
フリーマーケットで傷物を安価で求めたり、少し欠けたものは金継ぎで修理して其のプロセスも楽しんでいる。
「住み替え計画」の為、なるべく物はコンパクトに収めたいと考え、せっせと自宅のイベント「高原の蚤の市」で片付けている。
修理した皿を手前に置き、壊れても良いので先に使おうと分けていたところ・・・
あぁ、残念! 大切な染付けの小皿を落としてしまった.
落として割っても惜しくない方の皿は難を逃れて収まっているのにぃ・・・
こんなもんでしょう、運命の意地悪さとは。
いえ、運命のせいにしてはいけない。
自分の不注意、気の緩みのせいである。
金継ぎで修理も可能であろうが、
この度は諦めて物に謝りつつ廃棄処分としよう。