「徹子の部屋」で偶然ジョージ・チャキリスを見た。
そう、”ウエスト・サイド・ストーリー」で熱中した中学2年の当時から50年が経とうとしている。
あの紫のシャツの似合う浅黒いプエルトリコ人のベルナルドのダンスにどれだけ魅了されて来た事か!
盲腸で入院中のベッドで術後の目覚めに現れた姿は忘れられない。
先日住み替えを思い立ち、家中の片付けをしていた折に見つけたチャキリス(ちなみにーキーにアクセントを置くらしい)のあらゆる写真の切り抜きのファイル。
そこには自分の情熱の限りが詰め込まれており、感無量であった。
「ウエスト・サイド・ストーリー」を映画館で見る事 33回 ビデオで見たのも含めるとそれ以上。
当時は単にファン・レターを送っても見て貰えないだろうと、考えたのが彼の妹のアテナ(ギリシャ生まれなのだ)宛に手紙を送ろうとせっせと思いを英訳したものだ・・・実際には送っていないが満足していた。
そしてそして月日が経ち、私はなんとも偶然にパリの友人の知り合いのレストランでジョージ・チャキリスを見つけたのだ! それも、フランス人達に彼の話をしていた時なのでその偶然に本当に驚いたものだ。
当時彼はパリで舞台公演の為に来仏していた事は知っていたが、まさか噂している折にすぐ傍に彼が食事をしているなんて想像できるだろうか!
友人も大感激で知り合いのレストラン・オーナーに頼んで「是非紹介したい」と言ってくれたが、イエイエ もうそれは・・・いざ現実となるとたじろいでしまったのだ。
それから30数年、バンビに似た可愛い犬2匹と暮らしているという75歳のジョージ・チャキリスは今尚素敵だった。