血糖値はホルモンの作用によって

上昇したり、低下したりします。


長い生命の歴史において、

飽食の時代はここ最近のことで、

長い間、飢えとの戦いであったため、


飢えによる低血糖は危機であるために、

血糖値を上げるホルモンは数が多いです。


それに対し、

血糖値を下げるホルモンは

長い生命の歴史で重要度が低かったために、

インスリンのみです。


まず、血糖値を上げる

ホルモンに代表されるものには


グルカゴン、コルチゾール、アドレナリン、

ノルアドレナリン、成長ホルモンの

5つあります。


1つずつ説明しますと、

グルカゴンは前回の肝グリコーゲンの

でも出てきましたが、


膵臓細胞)から分泌され

肝グリコーゲンの分解が促進されて

血糖値の上昇します。


また、

アミノ酸からブドウ糖を作ることで

血糖値を上昇させることもします。


逆に血糖値が上がりすぎることも

生体の危機になりうるので、

血糖値が上がりすぎの場合、

グルカゴンの分泌は抑制されます。


次に成長ホルモンです。

下垂体前葉から分泌され、

グルカゴン同様、

肝グリコーゲンの分解を促進し、

血糖値を上昇させます。


次にコルチゾール、アドレナリン、

ノルアドレナリンのホルモンです。


この3つは腎臓の上についている

副腎で作られ、

表面の副腎皮質でコルチゾールが作られ、

中の副腎髄質でアドレナリン、

ノルアドレナリンが作られます。



まず、コルチゾールです。

低血糖時にコルチゾールが分泌することで

糖新生を促進し血糖値を上昇させます。


前々回、血糖値の基礎でも述べましたが、

低血糖のよりコルチゾールを

乱発して分泌することで、

副腎疲労を生じさせるとお伝えしました。


次はアドレナリンです。

前回の筋グリコーゲンでお話ししましたが、

血糖値上昇には作用しませんが、

筋肉のエネルギーを産生するために、

アドレナリンは筋グリコーゲンの

分解を促進させるとお伝えしました。


しかし、アドレナリンは体タンパクを

分解してエネルギーの前駆体アミノ酸を

生成し糖新生を行います。


血糖値を低下させるホルモンは

膵臓細胞)から分泌される

インスリンのみです。


私はインスリンは血糖値を

下げると思っていましたが、


正確には食物を摂取すると

ブドウ糖が血液中にあふれ

血糖値が上昇します。


すると、インスリンが分泌される事で、

ブドウ糖が細胞内に吸収されるため

血中ブドウ糖が減り血糖値が低下します。


また血糖値が低下すると

インスリンの分泌は抑制されます。


また、

余ったブドウ糖をグリコーゲンに

活性化するのもインスリンです。


低血糖時に分泌されるホルモンの

順をおうと、


低血糖70mg/dl以下になると

まず、短期的な作用のアドレナリン、

ノルアドレナリンが分泌されます。

それと同時にインスリンの抑制をします。


アドレナリン、ノルアドレナリンは

短期的な対処のホルモンで、


それでも下がる場合、

成長ホルモンが分泌され、

コルチゾールが分泌され

血糖値を上昇させます。


これらにホルモンが十分になかったり、

絶食期間が長かったり、

グリコーゲンの貯蔵がないと

血糖値の低下を

食い止めることが出来ません。


今回は血糖値に影響を及ぼす

ホルモンについてお伝えしました。


最後まで読んでいただき

ありがとうございます。