新たなアルファベットシリーズ
LDH
LDもしくはLDHといわれ、
乳酸デヒドロゲナーゼ
乳酸脱水素酵素のことです。
LDHにはアイソザイムという種類があり、
酵素活性はほぼ同じですが、
タンパク質の配列が違います。
●LDH1、2が増加すると
悪性貧血、心筋梗塞、溶血性貧血
●LDH2、3が増加すると
悪性リンパ腫、筋ジストロフィー、
肺癌、白血病、膠原病
●LDH5が増加すると
肺炎、肺癌、骨格筋の損傷
等、各々のアイソザイムで
増加時の症状が違います。
検査前日の筋トレはLDが上がるため
注意が必要です。
LDHは
ピルビン酸⇄乳酸に帰る酵素です。
この働きは、エネルギー代謝の
糖代謝で使われ、
解糖系:グルコース→ピルビン酸→ミトコンドリア
と行くところ、
ミトコンドリア内に入れないと、
ピルビン酸→乳酸にいく経路で
LDHが使われます。
要するに、ミトコンドリア内に入れないと、
LDHの需要が高まります。
まずグルコース→ピルビン酸に変わるときに、
2ATPエネルギーが産生され、
ピルビン酸→乳酸へ変わると、
肝臓へ移動しピルビン酸に変えられ、
そのピルビン酸からグルコースに変わります。
そのピルビン酸→グルコースの時に、
6ATPが消費されます。
しかし、よく考えると、
グルコース→ピルビン酸の時に
2ATPが産生されても、
ミトコンドリア内に入れないと
ピルビン酸→乳酸へ
そこから肝臓で
乳酸→ピルビン酸となると、
ピルビン酸→グルコースへ行こうするとき、
6ATP使います。
この一連の流れで、
2ATPのエネルギーが作られて、
6ATPのエネルギーが消費される。
実にロスの多いエネルギー産生で、
エネルギーが不足したすと、
酸素を必要としない解糖系も回らない。
ミトコンドリア内のTCA回路、
電子伝達系も回らない。
エネルギー作れないので
常にだるい状態が続きます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
