前回のBlogで、
葉酸、ビタミンB12が不足すると、
MCVが上がる、
赤血球が大きくなるとお伝えしました。
そのビタミンB12ですが、
基本的にはお肉に多く含まれていて、
ビタミンB12を吸収するためには、
そのお肉を消化しないといけませんので、
胃酸が重要となります。
胃酸がないとビタミンB12は吸収されず
MCVが上がるため、MCVは間接的に
胃酸を状態をみる数値でもあります。
MCVは葉酸、ビタミンB12欠乏で上がり、
鉄欠乏で下がります。
鉄 | 正常 | 低い | 正常 | 低い |
VB12 | 正常 | 正常 | 低い | 低い |
MCV | 正常 | 小さい | 大きい | 正常 |
上からの表からわかるように、
鉄が不足すると、MCVは小さくなり、
ビタミンB12が不足すると
MCVは大きくなりますが、
鉄もビタミンB12も不足すると
正常値になります。
なので、MCVが正常値だからと言って、
MCVの数値だけで、
鉄欠乏、ビタミンB12不足を
起こしてないとは判断が難しいところです。
先ほどもMCVは
胃酸を間接的にみる数値と書きましたが、
胃酸が不足
→たんぱく質が消化が
難しいのであまり食べなくなる
→糖質を取るようになる、ので
→甘いものが手放せない、ので
→筋肉が衰える、ので
→血糖コントロールが不良
メンタルコントロールが不良
という状態に陥ります。
胃酸が出ていないと、
殺菌されないのでピロリ菌が死滅しません。
たんぱく質が食べれなから炭水化物に偏り、
たんぱく質が不足します。
検査結果とかでも
たんぱく質が不足しているから
たんぱく質を取ればいいと
たんぱく質を取っても、
胃酸が出ていないと、
未消化のまま小腸へ行き、
その結果、カンジタ、リーキーガット、SIBO
の原因になります。
これらの症状としては、
疲労、頭痛、筋肉痛、消化障害、記憶障害
憂うつ、便秘、皮膚発疹、体重減少、過多
化学物質過敏、食物過敏、砂糖の渇望
再発性の膣のイースト感染
など、症状は多岐にわたり、
血糖コントロール不良で起こる、
疲労や頭痛、砂糖の渇望や、
メンタルコントロール不良で
憂うつや、化学物質過敏などから
引き起こされる症状もかさなります。
たんぱく質が足りてないから、ただ、
たんぱく質を取ればいいと
いう訳ではないのです。
分解栄養学を学んで思うのですが、
どんな病気の症状でも
全てのスタートになる、
消化器系の回復、
腸内環境を整えることが重要です。
正直、赤血球などの血液データが、
胃酸につながってくるとは
思ってもみませんでしたが、
身体は一見関係なさそうな、
点が互いに相互しあって、
循環していてそのどこかの滞りが
いろんな症状を生むのだと
実感しています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
次回は
新たなアルファベット検査項目シリーズ。
AST、ALTについて書きます。
