分子栄養学上で、重要な脂質は、
①トリグリセロール(油脂、中性脂肪)
②リン脂質(細胞膜の構成)
③コレステロール
このトリグリセロールとリン脂質は
グリセロールに
脂肪酸がくっついた形態です。
この脂肪酸の種類ですが多様にあり
覚え方としては
①二重結合の有無です。
二重結合あり=飽和脂肪酸で
二重結合なし=不飽和脂肪酸です。
②繋がる炭素数の長さ
繋がるC(炭素)の長さによって、
短鎖脂肪酸か、中鎖脂肪酸か、長鎖脂肪酸か
が決まります。
③二重結合の位置
CH3(メチル基)側から数えて何番目に
二重結合があるかでn3、n6、n9など
種類が決まる。
と言う違いがあります。
また、パルミチン酸(ラード、バター)
ステアリン酸(ラード、牛乳)
オレイン酸(菜種、オリーブオイル)
などは体内で合成できる脂肪酸ですが、
リノール酸(コーン油、大豆油)
αリノレン酸(エゴマ、アマニ油)
EPA(魚介)、DHA(魚介)
などは合成できないので、
摂取する必要があり、
必須脂肪酸と言われます。
必須というとすごく重要に思いますが、
これは必須アミノ酸同様、
非必須が重要ではないと
言うわけではないので注意が必要です。
二重結合の水素欠乏がある所から
酸化が始まりやすく、
二重結合を持つ不飽和脂肪酸より、
持たない飽和脂肪酸の方が安定性があります。
また、逆にDHAやEPAは二重結合部分が多い分
安定性が弱いです。
トリグリセロール:中性脂肪は
グリセロールに3つの脂肪酸がくっつく形で
形成しています。
オリーブオイルの場合で言うと、
100%オレイン酸というわけではなく、
品質にもよりますが、
リノール酸など他の脂肪酸も
20〜30%含み、
3つのうち2つオレイン酸、
1つリノール酸など、
どれくらい含むかで決まります。
二重結合の数が多ければ多いほど
不安定なので折れ曲がって切れやすく、
長鎖飽和脂肪酸だと
折れ曲がるところがなく
安定性があるので
細胞骨格を支える材料になります。
二重結合の切れる原因は
①紫外線 ②熱 ③酸化です。
よって油は遮光瓶に
入った油を購入をお勧めします。
以前、油は身体に悪いもので、
あまり取らないほうがいいと思っていました。
しかし、これは間違いで、
リノール酸摂取過多が問題のようです。
いい油体には必要で、
細胞膜の材料に必要です。
また中性脂肪が私は低いので、
興味もあります。
また、次も脂肪に関して書きます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

