アミノ基転移酵素

アミノ基NH2を付け替えることで、

違う物質にする酵素です。

血液検査項目に出てくるのは、


AST=アスパラギン酸アミノ基転移酵素

心筋に多く含まれます。


もう1つ


ALT=アラニンアミノ基転移酵素

肝臓に多く含まれます。


心筋で、アスパラギン酸のアミノ基NH2

ASTの作用により外して、

αケトグルタル酸にくっつける事で、


アスパラギン酸はオキサロ酢酸になり、

αケトグルタル酸は

グルタミン酸に変化します。


同じように、

肝臓ではアラニンのアミノ基NH2

ALTの作用で

αケトグルタル酸にくっつける事で


アラニンはピルビン酸

αケトグルタル酸は

グルタミン酸に変化します。



αケトグルタル酸、オキサロ酢酸、

グルタミン酸、ピルビン酸は

エネルギー産生において、

TCA回路の成分であり、


ASTALT

エネルギー代謝の良し悪しを見る

指標の1つです。


アルブミン

前回のBlogでも触れましたが、

アルブミンは成分をコーティングして

血管中を輸送する運搬タンパク質です。


血中で最も多いタンパク質で、

血液検査項目の総蛋白の

60%70%を占め

残り30%40%はグロブリンです。


アルブミンが運搬するものは

亜鉛、カルシウム、脂肪酸、間接ビリルビン

薬剤水などで、


血液中を運ぶ時は、

アルブミン(タンパク質)でコーティングして

運ぶ必要があります。


アルブミンは水を血管内に

保とうとする作用があり、


アルブミンが少なくなると、

血管内の水は細胞と血管の間や、

官室に逃げてしまい

これがむくみを起こします。


また、血管内のアルブミンが減って、

水が血管から抜け出ると、

血液成分が濃縮します。


なので、血液データがマスキングされ、

実際より高めに出ることもあるので

注意が必要です。


異化と同化、分解と合成

タンパク質を分解して

エネルギーを得る反応➡️異化


低分子(アミノ酸など)から

タンパク質を合成する反応➡️同化

と言います。


成人65kg男性でタンパク質を

1日あたりだいたい200g分解し

200g合成していると

言われています。


そして、先ほどの成人男性だと

60g食事により摂取して、

60g便などで排泄しています。


タンパク質200g合成するなら、

60g食事で摂取では140g足りません。


また

タンパク質200g分解し、

60g排泄するなら140g余ります。


どうなっているのか?

200g分解されたものから140g

リサイクルすることにより

合成をまかなっています。


このリサイクルする140g

アミノ酸プールと言い、

有機アミノ酸がいつでも利用できるように、

官室や細胞の側に浮遊してます。


タンパク質が足りないと言うと、

ひとえにタンパク質の摂取量が

足りないというわけではなく、


タンパク質の合成が足りない、

代謝の良し悪しの事をいい、


タンパク質をたくさん取っても、

代謝が悪ければ、低タンパクなります。


まさに私はタンパク質代謝が悪いです。

タンパク質を吸収できないんです。


吸収できないタンパク質は腸で腐敗し、

ガスや腹部膨満感の原因になります。


理由は様々あり、また次回お伝えします。

今回も最後まで読んでいただいて

ありがとうございます。