自分の勤務校は初任校です。

私はそこに勤めてもう7年。。。


長く務めるといいことも悪いことも。


いいことは、

・地域の様子にかなり詳しくなる

 地域の方や保護者の様子もよくわかります。

・仕事の内容がよくわかる

 1年間の仕事がとりあえずは把握できていますので

 そのぶん余裕があります

悪いこと(?)は

・仕事に慣れがでます

 いい意味でも悪い意味でも。

 慣れてしまってミスをすることもあります

 おごっている自分がいます

・他の学校の様子がわかりません

 今の生徒の様子だけに慣れてしまっています


いろいろなことがあります。

そして10月。そろそろ異動についての

話もでてくるころ。


自分の立場とこれからの自分について考えます。



友人が最近常勤講師で採用されました。

そこはいわゆる困難校。

前任の先生は病気で休職してしまったそうです。

そのあとに赴任したのが私の友人。


彼は教員になるべく努力をしつつ、

企業で働いたり、留学したりして、

今年から教員採用試験にチャレンジしている人。


でも彼から話を聞くと、そこはかなりの

教育困難校。


「死ね・消えろ・うるせー・バカ・うぜー」などの暴言を

生徒から浴びせられるのは毎日のことだそうです。

授業を始めるのにも、教室内や机の上を

走り回る生徒を座らせてから。

抜け出す生徒も一人ではないそうです。


最初私が今の学校に赴任したときも

生徒の様子はおんなじ。


教室に行くと、プロレスごっこしている子供たちを

ひっぺがして、座らせる。これに10分。

人数確認すると一人二人いない。

これを職員室にいる先生に報告。

先生たちで大捜索。

すると近くのコンビニにいたりすることも・・・

「先生どうしたら泣くの~泣かせてやる~」

なんていわれたり。。。

でも意地でも泣きませんでしたけど。


こんな状態でしたが、私は周りの先生たちに

救われました。

先生たちがみんな大人で、生徒を力で押さえつけるようなことはせず、

生徒指導にみんなでタッグ組んで取り組みました。


友人の学校では先生たちもバラバラみたい。

先輩も赴任したばかりの教員を見てみぬふり。


先生たちの仕事の目的は何なのでしょう。


私は友人から話を聞いても、

とにかく体にだけは気をつけて!

仕事一本にしないように!

息抜き息抜き!

ということだけ。ごめんね。力になれず。


生徒もかわいそう。先生もかわいそう。


自分だったら。って考えますが、

今なら「私なら変えられる!」とも思いますが、

それは今の状況に甘んじている自分がいるからでしょうか?


本音は異動が怖いです。

次に私が行くところはどんなところだろう?


その気持ちが私をここにとどめているのかな??


こどもも親も先生も地域の人も

みんなみんなで変えようとしないと

変わらない。

これは事実だと。それだけはわかります。