2020年7月1日から31日までの一ヶ月間、宮本卯之助商店さんのオンラインショップ限定で「夏の張替えキャンペーン」が開催されました。

 

弊連でも、この絶好の機会に並附太鼓の皮を一枚購入させていただきました。

 

写真の並附太鼓は30年以上前に宮本卯之助商店さんで購入させていただき愛用させていただいていますが、叩かないようにしている面はテンテンという音に締め上がるのですが、長年叩き続けてきたもう一方の面はトントンという音にしか締め上がらなくなり寿命を迎えました。

 

まずは皮を交換するためクレモナロープを解きバラバラにします。

 

こちらが30年以上前に購入した並附太鼓の皮の内側。

 

対して、こちらが今回購入させていただいた並附太鼓の皮の内側。

 

片面に新調した皮を使いクレモナロープを通していきます。

一般的に並附には二分を用いますが、弊連では音を安定させるため三分を用いています。

 

あげバチ(大)や木の切り(柄の出っ張りは切り落とし済み)という道具を使って締め上げていき完成です。