こんばんは、ひょっとこ君です。
平成22年7月24日(土)19時~22時で行われた羽村の祭ばやし保存連合会に加盟する加美町囃子保存会さんの練習を見学させていただきました。加美町囃子保存会さんといえば60年以上前に錦東会はやし連が重松流の祭囃子をならった囃子連さんです。今回の練習は来る7月31日(土)と8月1日(日)に開催される第35回はむら夏まつりに向けての練習が行われていました。
ひょっとこ君のお囃子日記
ひょっとこ君のお囃子日記

いつもは大広間で練習しているそうですが大広間がはむら夏まつりの人波踊りの練習で使えないので今回は小さめの部屋での練習でした。太鼓はかなり古いもののようでした。南部屋五郎右衛門の銘が入っています。横書きは右から書いてあります。附締太鼓のボルトは拝島や福生などでも見るタイプで地元の鍛冶屋さんが加工したもののようでした。撞木の角の向きは錦東会と同じ向きでした。流派によっては角の向きが違うんですよね。師匠連と同じ向きで安心しました。この撞木の角は羽村動物園の鹿の角を譲り受けて自分達で加工したそうです。煮沸したそうですがかなり獣の臭気がたち込めて大変だったそうです。
ひょっとこ君のお囃子日記
ひょっとこ君のお囃子日記
ひょっとこ君のお囃子日記
ひょっとこ君のお囃子日記
ひょっとこ君のお囃子日記

19時から20時までは子供達の練習でした。子供の人数が多くて羨ましかったです。女の子の比率が高かったですね。屋台を演奏していましたが小さい子も上手に叩いてました。覚えが早いと思いました。加美町囃子保存会さんでは全員が地から最初に覚えるそうです。地が出来るようになったら絡みを覚えるそうです。錦東会はやし連で屋台が叩けるようになるのは平均して中学生くらいになってでしょうか。長い目で見てやってください(汗)
ひょっとこ君のお囃子日記
ひょっとこ君のお囃子日記

子供の練習が終わり、子供が帰ってから大人で第35回はむら夏まつりの打ち合わせが行われました。集合時間や当日の服装などについて綿密に打ち合わせが行われていました。(ひょっとこ君もテーブルにある飲み物をたらふく頂戴しました。ご馳走さまでした。)
ひょっとこ君のお囃子日記

打ち合わせが終わり最後は大人の練習です。22時まで音が出せるようで熱心に練習していました。錦東会はやし連の場合は音出しは20時30分が限界ですね。近所から苦情がきてしまうので。22時まで音出しできるというのは羨ましい限りです。大人の練習にはひょっとこ君も太鼓や笛で参加してお邪魔させていただきました。太鼓は合いますね。屋台の笛の一の切りと三の切りは結構違います。というか錦東会はやし連の場合は一の切りと三の切りの区別がつきにくく間違いやすいというのはその辺が原因しているのかもしれません。師調目の絡みの部分もどうなっているのか今回だけではつかめませんでした。錦東会はやし連の師調目はかなりいい加減なので何とかしたいと思っていますが笛がかなり違うのでそこから調整していかないと習得できないと感じました。
ひょっとこ君のお囃子日記

加美町囃子保存会の皆様ありがとうございました。はむら夏まつりには是非とも遊びに伺わせていただきたいと思います。逆に「立川の夏・祭」のときはお声を掛けさせていただきますので皆さんで遊びにきてくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。