元々やっていたメインブログ「ゆらくら」を再開し、noteもやっている中で
この「片腕の夢は日常」の存在意義が自分の中で揺らいできている今、
読んでいただいている5名ほどの皆さん、
いかがお過ごしだったでしょうか(真顔)。
昨日は録画していた
我が姫、蘭寿とむさまの退団ショー
「TAKARAZUKA夢眩」
を久々に見ました(持ってるけど映像がキレイなのが見たかった)。
かつての
「蘭寿さんの最後のショーがコレかよ・・・・・・(ワナワナワナ)」
という絶望感と
「蘭寿さん、やっぱりあなたは最高の男役です(涙)」
という興奮と
「もうこのお姿を宝塚で観ることはないのですね・・・・(号泣)」
という切なさが
よみがえってきました。
蘭寿さんの最後のショー(と大空祐飛さんの最後のショー)は
何度観ても、というか、一生、泣けます、はい。
そしてサヨナラショーの
ヤンさん(安寿ミラ)振付のリベルタンゴ~Mr.SwingのOPのあまりのかっこよさに
(大げさではなく)本気で震えました。
そしてそして、やっぱり蘭寿さんといえば!の「CONGA!!」
私が宝塚を知らなかった時代に想像していた
「ベタでキザりすぎで、でも笑っちゃうくらいかっこいい宝塚男役」を
体現されていた
最後のトップスターは蘭寿さんだったのだなぁ、とあらためて思いました。
と、ここまで書いて思い出した。
同じことを私は当時やっていたヅカブログで長々と書いていました。
当時の感想なので
今とはちょっと違う部分もありますが。
ということで
ショーの感想を転載していこうと思います。
何回かあります。
長いです(^_^;)
蘭寿さん最後のショーの感想その1
******
「相性が合わないツラさ ~TAKARAZUKA夢眩を観たハナシ」
いきなりですが
先日、スカステで霧矢さんの退団公演ショー「Misty Station」を途中から見たんですよ。
したら、もう、なんか、家族と「をいをいをいを」って、
失笑失笑また失笑でして。
好きな方、すいません。
単なる趣味の違い、ということで許してください。
私は、ちょっと受け入れがたかった。
いやぁ、これが退団公演って、厳しいなぁって思ったんですけど。
作・演出 齋藤吉正
っつーのが目に入り・・・・
え・・・・ちょっ・・・これって・・・え・・・・
今やってる花組=蘭寿さん退団公演の作演してる人じゃね?
・・・・や、やばいよ・・・ね?
っつって不安の影がモヤモヤと・・・・。
したら家族が
「や、おかしいのは今回だけかもしれないよ!大丈夫だよ!」って。
「だ、だよねだよね!大丈夫だよね!!!」
全然、大丈夫じゃなかった。
遠征行ってきましたです。
で、いつもならお芝居のことを先に書くのですが
今回はショーについてとりあえず言っておきたいということで。
いや、最初の幕を見た瞬間からイヤな予感はしたんです。
なんか、「宝」「塚」「夢」「眩」って円に描いてあって
ドラゴンボールみたいなんだよ。
色合いとかもなんかおかしいんだよ。
をいをい、大丈夫かよ。
って思いつつ始まったら
幕に
∞のマークがキラキラキラキラって・・・・!
うわぁ・・・なんかパチスロでフィーバー始まったみたいな。
ああいう、エグいギラギラ感ですよ。
で、ある意味フィーバー、
本当に始まったですよ。
いきなり、スパイダーコスプレみりおちゃん。
や、みりおちゃんってめっちゃコスプレ似合う美しさだから
そういう意味ではいいんだけど・・・
でも、や、なんつーか、やっぱりエグい。
でで、いよいよ蘭寿さん登場!!!
って、え~~~~~っっ!!!
なんか、ヘンなガウンみたいなコート
着ちゃってるよ~~~(泣)
私、本気で、「まぢかよ・・」って口に出しちゃいました。
ま、これはすぐに脱いでくださったんですが。
ちなみに、蘭寿さんはこのコートがお気に入り、というか
高価な布を使用してしっかり作ってくださってて
すぐに脱ぐのはもったいなかったっておっしゃっていました。
ごめんなさい、蘭寿さん。
すぐに脱いでくれて本当に良かったと思っちゃいました。
まあその後は終始「をいをいをいを」な、
ハッキリ言っちゃえば悪趣味な世界のオンパレードですよ。
これ、完全に好みの問題ね。
同じ悪趣味でも
例えば藤井先生の悪趣味は
「うっわ~、やりすぎ!悪趣味!でもそれがおっもしろ~~~い!!」
なんだけど
齋藤先生の悪趣味は
「うっわ・・・・(絶句)(ドン引き)」
ってなもんで
もしかして人によってはこれが逆に思える人もいるかもしれない、
あくまで趣味・センスの違いの問題。
んで
私は齋藤演出は全く受けつけなかったです。
なんというか・・・色使いでも
エグいというかケバいというか・・・。
あとね、アニソンを使うのも好みじゃないな。
「Misty~」のときはエヴァの魂のルフランだっけ。
今回もあります。
一気に安っぽい雰囲気になるんだよなぁ・・・。
チョー歌の上手い人が派手なコスプレしてカラオケ歌ってるみたいに
感じてしまうんだよね・・・。
ラストの
白いドレスをまとった娘役たちのダンス(花娘たちサイコー!!!)からの
オーソドックスな黒燕尾は良かったと思います。
▽になって大階段を降りて来るの花男たちを見たら鳥肌立ちました。
その頂点にいる蘭寿さんから発せられる気に
後ろにいる皆さんがしっかり合わせているのがよくわかる。
本当にぴったり合っていた。
蘭寿さんがおっさっていたんだけれど
今回はどうしてもこの形で自分が頂点で出てきたかったそうです。
でも、早替えが厳しくて
ギリギリまで無理なんじゃないか、と言われてて
それでもとにかくそうしたいからものすごい勢いで早替えしていらっしゃるとか。
そして羽山先生の振り付けは
音校で習うような、ものすごいベーシックなものが多いのですって。
確かに盛り上がりとか見応え感はちょっとないなぁ、と思ってしまったのですが
蘭寿さんは「羽山先生から初心に帰れというメッセージだと思う」と
おっしゃっていて
次の観劇のときはそういう気持ちで観てみようかな、と思いました。
ちなみに
蘭寿さん×月央さんのデュエダンはグッジョブ!齋藤先生!でした。
うん、多分、齋藤先生ご自身は
蘭寿さん最後の公演を思いっきり盛り上げようと思ってくださっているのだと思います。
ただ・・・・
私の好みに
まーーーーったく合わなかったということです・・・・。
ああ、
大好きな方の退団公演を好みではない演出家が担当だなんて・・・・
運が悪いなぁ、私・・・・。
で、慌てて壮さんの退団公演を調べたよ。
したら中村一徳先生!!!
ファンタスティックエナジーの方よね。
よかった~、私、あのショー好きだったから。
安心安心(きっと「え~~~!?」って方もいらっしゃるよね)。
細かい部分の感想は
また次回観劇したときに書きます(ウワサのケント・モリさんの銀狼とか、さ)