小さくてピリリとしている女の子 | 片腕の夢は日常

片腕の夢は日常

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fromここtoうちゅう

11/1は

私に「片腕」という役をくれた女の子のお誕生日です。

ちょうど私の誕生日の1ヶ月後だから忘れない。

 

毎年この日は彼女のことを考える。

 

「片腕」は

彼女と私がやっていた劇団の

彼女が書いたある作品に登場する

ちょっと冷めていてシニカルな女の子。

感情を隠せなくて、すぐに熱くなる私とは正反対。

そんな自分が嫌いな私は

「片腕」を演じることができるのが嬉しかった。

彼女が私に「片腕」を与えてくれたことが嬉しかった。

 

「片腕」は彼女に似ている役でした。

だから私は「片腕」を名乗るのです。

 

 

以下は

2年前の11/1に

当時やっていたブログに書いた記事です。

 

 

**

 

今日は私の大好きな女の子の誕生日。

 

20代になったばかりの時に出会ってから20年間、

たくさんお話して

一緒に色んなお芝居やライブを観に行った。

 

いつも背中を丸めて

シニカルに笑い、シニカルにおしゃべりする。

信念を曲げないときがあるから

他人とトラブルを起こさないか

端から見ていてハラハラしていた。

でも優しくて愛がいっぱいの子だった。

感性が豊かで

彼女が書く脚本が大好きだった。

彼女が書く役を演じるのが好きだった。

時々書いてある彼女自身の似顔絵が

似ている、とかじゃなくて

彼女らしくて、

好きだった。


 

今はどうしているのかわからない。

 

本当はどこかのライブ会場で

同じ音を聴いているのかもしれない。

どこかの芝居小屋で

同じ舞台を観ているのかもしれない。

 

どうか

元気で幸せでいてほしい。

本当はお芝居をしていてほしいけど、

してないだろうから、

それでも、彼女の感受性は光っているはず。

その光を

誰かが受け取っていてくれたらいい。

 

お誕生日おめでとう。

この日は、一生、彼女の幸せをお祈りする日。