私が小学生の頃は家に電話☎︎が無かった。

当時、父は既に他界しており、母は少々世間に疎く、長姉👩🏻‍🦰が大黒柱となって生計を立てていた。

今と違ってその頃は各家庭に学級名簿(確かそんな名前だったと思う)が配布されており、児童の名前の横の欄に父母の氏名、住所、電話番号が記載されていて、私の名前の横は空欄が2箇所。
頁を開けば一目瞭然だ。

私は父の氏名のところが空欄になっていることよりも電話番号の欄が空欄になっているほうが嫌だった😞
電話が無いことが、貧乏です、と言っているようで……。

テレビドラマで、「〇〇から電話だよ〜〜」なんてシーンがあると、
(いいなぁ〜〜…電話欲しいなぁ…)と思い、
「〇〇ちゃん(私)、〇〇から電話だよ〜〜」
という呼びかけに憧れていた(笑)

そして、中学生になった頃、ようやく我が家にも電話が❗️☎︎
現在ではあまり見かけなくなった、ダイヤル式の黒電話だ❗️受話器📞を持つとズシリと重い(大袈裟かな(笑))
あー、遂に電話が😆
そしてあの瞬間が❗️
「〇〇ちゃん、〇〇さんから電話だよ〜〜」😆
………、後になってみれば、どうということはなく、何をそんなに焦がれていたのか(笑)


今では逆に、敢えて固定電話を引かないという時代だ。
物心ついた時から、携帯電話、パソコン等がある環境に居る世代には到底分かり得ないだろうなぁ………🤔


「いまの若い人達はダイヤル式の電話の掛け方を知らないらしいよ」という話から、昔をちょっと思い出したのでした😐