~~~~~~~~~

↑↑↑

金森さんが、

2人の男性が書かれてます。

右は、シャーロック・ホームズ氏

左は、チャレンジャー教授です。

 

深町眞理子さん訳

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」

金森 達さん カバーより

~~~~~~~~~

読者のみなさま

こちらのブログに

ご来訪いただき

ありがとうございます。

 

松永金時です。

 

戦前、戦後発表された娯楽本で

私が選んだ

MANIAXな本をご紹介する

 

松永金時の

MANIAXブックレビュー2023

 

今回、ご紹介する本は、

 

マンリー・W・ウェルマン

ウェイド・ウェルマン

お二方の共著

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」

 

原題は

Manly W. Wellman 

Wade Wellman

 

SHERLOCK HOLMES'S 

WAR OF THE WORLDS

 

です。

 

日本語版翻訳権所有 東京創元社

 

深町眞理子さん 訳

金森 達氏 カバーです。

 

創元推理文庫

1980年6月27日 初版

です。

 

まずは、なにがすごいって

深町眞理子さんが翻訳されていることです。

 

深町眞理子さんは

日本シャーロック・ホームズ・クラブ(JSHC)の

 

第2回 第2回延原賞 受賞

『シュロック・ホームズの回想』 

ロバート・L・フィッシュ著

深町眞理子訳 早川書房刊〔ミステリ文庫〕

1979年5月31日発行

 

第38回 大賞/延原賞 ダブル受賞

創元推理文庫版

『シャーロック・ホームズ・シリーズ』

完訳 A・C・ドイル著/深町眞理子訳 

東京創元社刊

1991年5月31日~2015年9月30日発行

 

最初の頃に受賞されて、

後半でも受賞されてるすごい方が

翻訳されてるコトです。

 

日本シャーロック・ホームズ・クラブ

「日本シャーロック・ホームズ大賞」

受賞作品・受賞者リストより参照

公式サイト

私は、

深町眞理子さん版

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」

のみです汗

 

さらにですが、

深町眞理子さんは、

生粋のシャーロキアンだと思います。

 

深町眞理子さん版は

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」の

巻末に、ご本人が書いている「解説」が

掲載されています。

 

エキサイティング!です。

 

「引用する行為自体」が「おこがましく」

「大変無粋」です。

エクセレント「解説」です。

 

・・・ので、読者さまは、

本書を購入されて「解説」をお読みいただき

ご確認くださいませ。

 

さて、本書

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」は

 

(略)

火星人の襲来にたいして、ホームズがどのように

ふるまっただろうか

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」の

ウェイド・ウェルマン「著者まえがき」より抜粋

 

・・・と言う物語です。

 

当然

ジョン・H・ワトスン医学博士が登場しますし、

ホームズ氏が調査した事件のサプライズな

方々も登場します。

 

登場人物の詳細がわからなくても、

深町眞理子さんが巻末の「解説」で

詳しく教えてくれます。

 

ただ、ホームズ氏が100%活躍するか

というと、そうではなくて、

主役がもうひと方、登場します。

 

(略)

もうひとりの人物、チャレンジャー教授をも、

物語に登場させてみてはどうかとすすめて

くれた。

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」の

ウェイド・ウェルマン「著者まえがき」より抜粋

 

さて、「チャレンジャー教授」を

皆さまは、ご存知でしょうか。

 

創元推理文庫さん

コナン・ドイル氏「失われた世界」

1991年4月12日 25版

「失われた世界」訳者の龍口直太朗氏が

巻末「訳者あとがき」によると

 

コナン・ドイルといえば、

とくに日本では、すぐに

シャーロック・ホームズを

思い出すようであるが、

(略)

小説の人物としてはホームズに匹敵する

チャレンジャー教授の登場する、

いわゆる、"チャレンジャーもの"も

この作家の重要な作品群を

(略)

 

「失われた世界」の龍口直太朗氏

「訳者あとがき」より

 

"チャレンジャーもの"は

コナン・ドイル氏の〜重要な作品群です。

 

それだけではありません。

 

"チャレンジャーもの"は

「失われた世界」の探険の他に

(略)

このシリーズには、ほかに

「霧の国」(The Land of Mist)

「毒ガス帯」(The Poison Belt)

「分解機」(The Disintegration Machine)

「地球の悲鳴」(When the World Screamed)

の四編がある。

(略)

 

「失われた世界」の龍口直太朗氏

「訳者あとがき」より抜粋

 

「失われた世界」をはじめ

これら、"チャレンジャーもの"は

SFであり、冒険小説の作品群です。

 

よくよく考えたら

H・G・ウエルズ氏「宇宙戦争」の頃を

書くならば、

 

シャーロック・ホームズ氏より

「チャレンジャー教授の宇宙戦争」の方が

SFで、違和感はないのでは?っと。

 

ただ、

"シャーロック・ホームズもの"は、

大人気ですし

 

「失われた世界」は日本でも有名ですが、

それ以外の、"チャレンジャーもの"の

評価はあまりよろしくないと思います。

 

私が、読んだのは「失われた世界」だけ

ですが(汗)

 

(略)

もうひとりの人物、チャレンジャー教授をも、

物語に登場させてみてはどうかとすすめて

くれた。

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」の

ウェイド・ウェルマン「著者まえがき」より抜粋

↑↑納得です↑↑

 

・・・とはいえ、

 

シャーロック・ホームズと

チャレンジャー教授が

同時に活躍するのは

面白そうだけど、

作品発表は大変だと思います。

 

それもあって

共著になったと私は思います。

 

マンリー・W・ウェルマン氏

ウェイド・ウェルマン氏の共著になったのは・・

 

(略)

そこで私は、自分の手でそれについて物語を

書いてみようと決心した。だが私は本来詩人で

あって、それを書くには他の協力を

仰がねばならない。さいわい父が共作を

承諾してくれた

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」の

ウェイド・ウェルマン「著者まえがき」より抜粋

・・・とあります。

ウェイド・ウェルマン氏は詩人?!

 

さらに、お二方とも「Wellman」と言う

名前でしたので、身内かなっと思いましたが、

お父さんと息子さんだったとわかり

納得です。

 

<シャーロキアン父子鷹>です(驚

 

 

<シャーロキアン父子鷹>ウェルマン氏作

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」は

一応、パスティーシュ作品として

発表しています。

 

パスティーシュ作品とは?

 

いろんな方が説明されていますが

 

本書「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」は

創元推理文庫さん出版であり

 

日本語版翻訳権所有 東京創元社さま

ですので

 

東京創元社さん公式HPにて

 

北原尚彦 氏作

「シャーロック・ホームズの蒐集」の

紹介文を引用しますと

 

あの名探偵が甦る──

ホームズと相棒ワトスン博士の

〈語られざる事件〉を、世界有数の

ホームズ・ファンが愛と敬意を込めて

作品化した、最高水準のパスティーシュ。

六編収録。 

参照サイトはこちらです。

東京創元社さん公式HPリンク

↓↓↓

http://www.tsogen.co.jp/np/searchresult.html?mgen_id=217

 

 

ところで、

本書「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」を

読まれた大半の方は、地味だなっと

思いませんか。

 

私も最初そうでした。

 

本書は、実は?!「単純にストーリーを追う」

コトではないのです!

 

<シャーロキアン父子鷹>ウェルマン氏が

如何にオタクなのか?を探すことが

大事です。

 

もとい、オタクではなく、

シャーロキアン度合の

バロメーターを測るコトが、

本書を読む本質なのです。

 

それを実践されたのが、

本書を翻訳された深町眞理子さんです。

 

巻末の深町眞理子さん「解説」は

たった7ページですが、

 

Theシャーロキアン!

深町眞理子さんの本領発揮です。

もっと、もっと「解説」のページを増やして

欲しかったです。

 

ちなみに、いろいろ調べましたが、

ネット上の、

 

日本語で書いてある、

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」に

ついての登場人物に対しての「解説」の

ほとんどは!

 

深町眞理子さんの「解説」を引用されています。

 

深町眞理子さんの「解説」を

参照してる部分を見つけるたびに

 

〜〇〇は、深町眞理子さんの「解説」を

引用、参照しています〜

 

っと、正直に書いて欲しいです(涙

 

私も似たようなものです。

文句ばかり、すみません。

 

そこで、

私なりの「解説」を書こうと思ったのですが

結局、未解決部分が多く、

稚拙で、小っ恥ずかしいです(涙

 

とはいえ

本書巻末の深町眞理子さん「解説」は

素晴らしいのですが、それは

シャーロック・ホームズ氏関係者です。

 

掲載紙面の都合で割愛されたかもしれませんが、

 

チャレンジャー教授関係者のことが

あまり触れてないのです。

 

深町眞理子さんの「解説」を

大まかに抜粋します。

 

001

(略)

二四ページの<マティルダ・ブリグス>号と

スマトラの大ネズミのからんだ事件

というのは(略)

 

002

(略)

さらに一◯八ページのジョン・ロクストン卿は、

(略)

 

 

003

(略)

ここでご注目いただきたいのは、

以上の記述はすべてマローン記者の

手になるものだということです。

(略)

 

<チャレンジャー教授>関係者のことについては、

深町眞理子さんの「解説」では

大まかにして、上記の3箇所です。

 

 

001については、なるほど

そうかと思います。

(略)

二四ページの<マティルダ・ブリグス>号と

スマトラの大ネズミのからんだ事件

というのは

(略)

 

002

(略)

さらに一◯八ページのジョン・ロクストン卿は

(略)

↑↑↑

こちらについての記述から

ちょっとあれ?っと思いました。

 

003について

さらにあれれ??

(略)

ここでご注目いただきたいのは、

以上の記述はすべてマローン記者の

手になるものだということです。

(略)

 

ここで改めて不思議に思いました。

 

一つ

ジョン・ロクストン卿の登場。

 

もう一つ

記述者がエドワード・ダン・マローン記者

である。

 

この2つを改めて考えました。

 

はて?

「宇宙戦争」は

いつの時期なのだろうっと?

 

さらに

ジョン・ロクストン卿と

ギャゼット紙の記者

エドワード・ダン・マローン氏と

チャレンジャー教授と

サマリー教授が挑んだ

 

失われた世界であり

<メイプル・ホワイト台地>であり

THe LOST WORLDは、

いつ頃のコトなのか?と。

 

 

(略)

翌朝ホームズは辻馬車を走らせて

ウェスト・ケンジントンにおもむき、

(略)

チャレンジャー教授の住まい、

エンモア・パークの階段をのぼった。

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」抜粋

 

「失われた世界」にて紹介されている

チャレンジャー教授の自宅です。

 

そして、ホームズは、

召使いのオースティンに案内されて

チャレンジャー教授に会います。

 

召使いオースティンは、

「失われた世界」に登場します。

 

(略)

「きみのすぐれた論文の創作のお邪魔を

したんでなければいいんだが」

ホームズは言った。

(略)

「ウィーンでひらかれる学会で発表する

予定でね。これを聞けば、つまらん

ワイスマン説の受け売り屋どもも、

ぐうの音も出ないだろう

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」抜粋

 

「失われた世界」にて、

エドワード・ダン・マローン記者は

初めてチャレンジャー教授宅を訪問します。

 

訪問する前に

「デイリー ギャゼット」誌の

マローン記者の上司 マッカードル氏が

チャレンジャー教授の情報を伝えます。

 

いろいろあるのですが

 

(略)

「彼の履歴が、かいつまんで書いてあるから、

ざっと読んでやろう==

ジョージ・エドワード・チャレンジャー。

一八六三年スコットランドのラーグズに

生まれる。

(略)

ウィーンの動物学会大会でけんけんごうごうの

論争をおこした「ワイズマン学説の根本的誤謬

(ごびゅう)」を含む多くの論文あり。

(略)

 

「失われた世界」抜粋

 

チャレンジャー教授とホームズが会ってた頃は、

まだ、「ワイズマン学説の根本的

誤謬(ごびゅう)」論文は作成中です。

つまり、

 

「失われた世界」以前の話らしいことが

わかります。

 

そして、宇宙戦争はいつ?ですが

 

(略)

私の相棒は、私よりも天文学に詳しいから、

この災厄の発生した年は、論理的にいって

一九◯二年以外にはありえないと指摘した。

 

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」

マンリー・ウエイド・ウエルマン氏 

著者まえがき 抜粋

 

よって、

 

チャレンジャー教授は

 

マローン記者とまだ会っていない

 

ジョン・ロクストン卿とまだ会っていない

 

「失われた世界」に出発していない

以前の

 

1902年に宇宙戦争は起こったのです!

 

英国で様々な難事件を解決した

シャーロックー・ホームズ氏の

忠告だから、

 

ジョン・ロクストン卿は過激な行動を

控えたのであり、

 

「失われた世界」を探検していない

舌禍事件の多いチャレンジャー教授

だから、、彼の忠告には聞かない

某人たちは、非業な死を遂げたのでしょう。

 

圧倒的な科学力を持った異星人が

いきなり地球に攻めてきたら、

 

なす術もなく、

ただ、ただ逃げまわるだけ

絶望です。

 

H・G・ウエルズ氏の「宇宙戦争」を

今の方が読んでも、イマイチと思いますが、

 

圧倒的な科学力の差があるならば、

逃げまわるだけだと思います。

 

ただし、2005年代に公開された、

スピルーバーグ監督、トムクルーズさん主演の

「宇宙戦争」を私は、NHK BSあるいは、

WOWOWどちらかで見ましたが

 

ストーリーは、ひどかったです。

 

SFX(特撮)は、迫力あって、すごかったですが、

まんま、H・G・ウエルズ氏「宇宙戦争」の

設定を2005年ぐらいの時代に持ってくるのは

どうか?と思いました。

 

HGウエルズ氏の「宇宙戦争」が発表されて

↓↓↓

 

第一次世界大戦 WW1

World War 1

(1914〜1918)

 

↓↓↓

第二次世界大戦 WW2

World War 2

(1939〜1945)

↓↓↓

 

そして

映画公開した2005年までの

現在の軍事力

↓↓↓

 

この流れを考えて

 

そう簡単に、トライポッドが地球に

落下するものだろうか?

 

また、トライポッドが落下したとしても

そう簡単に一般人の群衆が落下地点区域に

あんなに近づけるのか?

 

映画として見たら面白いけど、

多くの住民が見る中

最初の三脚歩行機械が登場して、

多くの住民を殺害するシーンには

違和感がありました。

 

「宇宙戦争」の設定は、

2000年代には、陳腐で、合わない

と思います。

 

それゆえに

H・G・ウエルズ氏の「宇宙戦争」と

同じ時代に活躍していた

シャーロック・ホームズ氏

チャレンジャー教授が登場するコトに

違和感はないです。

 

 

すみません。

ちょっと脱線しました。

元に戻します。

 

あと一つ

年代を決めないといけません。

 

チャレンジャー教授の一行が

挑んだ

「失われた世界the LOST WORLD」は

いつ頃なのか?です。

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」を

何度も読んで

 

おそらく、

「宇宙戦争」以降だとは思ったのですが

確定できませんでした。

 

熊谷 彰氏が 2021年6月1日公開日された

レポートを読んでやっと大方の予想は、

できました。

 

以下です。

↓↓↓↓

 

 

解説:

「ドイルによる

 ロバート・ピアリー祝賀昼食会スピーチ」 

 リカルド・フランコ丘陵とギアナ高地

 ─『失われた世界』の台地のモデルについて─

解説:熊谷 彰   公開日2021年6月1日

 

3.パーシー・フォーセットの探検

『失われた世界』は『ストランド』誌

1912年4月号から連載が始まった。

 

4年前の1908年にイギリス軍人

パーシー・フォーセットが南米西部の

ブラジル╶ ボリビア国境地帯を探検した。

熊谷 彰氏レポート

詳細は、こちらです。

↓↓↓

 

http://shworld.fan.coocan.jp/06_doyle/1910/Doyle_3Speech.html

↑↑↑↑

熊谷 彰氏のレポートを詳細に

読まさせていただき

 

チャレンジャー教授の一行が

挑んだ

「失われた世界」は

1908〜1910年あたりではないかと

推察しました。

 

私の独断で今回は、

最短で1908年に設定しました。

 

〜〜〜〜〜〜〜

時系列で登場人物を表記します。

〜〜〜〜〜〜〜

1863

チャレンジャー教授 

スコットランドに生まれる。

 

スコットランド ラーグズにある

ラーグズ アカデミー卒業

(ギャゼット誌 マッカードル編集長情報)

↓↓↓

 

実際にLargs Academyというのが、

現在ありましたが、設立が新しすぎました。

 

〜〜〜

そして、

エジンバラ大学に学ぶ、

The University of Edinburgh

 

(ギャゼット誌 マッカードル編集長情報)

↓↓↓

 

ここまできて、

 

あれ? スコットランド、

 

あれれ??エジンバラ大学 

って

 

コナ・ドイル氏と一緒じゃん?!

と驚きました。

 

コナンドイル氏は一八五九年五月二十二日、

スコットランド エディンバラに生まれたが

(略)

エディンバラ大学の医学部に学び、

医学博士をとって開業したが

(略)

 

「失われた世界」

龍口直太郎 解説より抜粋

 

コナンドイル氏が1859年生まれ

チャレンジャー教授は、1863年生まれ

コナン・ドイル氏より4歳したです。

 

大学のコナン・ドイル氏の

在学中は

1876 -1881ぐらいなので

 

チャレンジャー教授は、

ドイル氏より4歳したなので

 

1880ー1885ぐらいの期間

エディンバラ大学に在籍したと考えました。

 

この期間に

大学時代の同級生に

アントン・マリーニー氏(のち教授)が

いると考えられます。

(Professor Anton Marigny)

 

↑↑↑

エドワード・ダン・マローン記者 記述

 「ジョージ・E・チャレンジャー

 火星とたたかう」にて登場

 

1892年

チャレンジャー教授 大英博物館助手 着任。

(ギャゼット誌 マッカードル編集長情報)

 

この間に

大英博物館指導で

<ポインセチア号>に乗って

ラブラドル半島へ調査に行く。

ハワード・ブレイク航海士と交流を持つ。

(Howard Blake)

 

↑↑↑

エドワード・ダン・マローン記者 記述

 「ジョージ・E・チャレンジャー

 火星とたたかう」にて登場

その後、この調査にて

「カルムック頭蓋骨群の調査報告」を発表する。

(ギャゼット誌 マッカードル編集長情報)

 

1893年

比較人類学部管理官補 着任

(ギャゼット誌 マッカードル編集長情報)

 

この間に

フランス パリにある パリ博物館 

he Galerie de Zoologie (Gallery of Zoology) 

 

ジャン・ド・コルビエ氏とチャレンジャーの

教授宅で交流を持つ。

 

( Monsieur Jean de Corbier 

    of the Zoological Institute )

↑↑↑

エドワード・ダン・マローン記者 記述

 「ジョージ・E・チャレンジャー

    火星とたたかう」にて登場

 

 

同年1893年

舌禍事件を起こし、自ら

比較人類学部管理官補 辞職

(ギャゼット誌 マッカードル編集長情報)

 

ウィーンの動物学会大会にて発表する予定の

「ワイスマン学説の根本的誤謬

(こんぽんてきごびゅう)」論文 作成中。

 

そして!!

 

1902年「宇宙戦争」が勃発する。

 

ここで

チャレンジャー教授関係者で

 

下男のオースティン氏

チャレンジャー教授 ジェシー夫人

ジョン・ロクストン卿

 

そして

ハワード・ブレイ船長

(Captain Howard Blake)

 

アントン・マリーニー教授

Professor Anton Marigny

おそらくマリーニー教授は、

仏国の リールカトリック大学の教授と予測。

(Instituts catholiques lille)

 

パリ博物館 研究員

ジャン・ド・コルビエ氏

(Jean de Corbier of the Zoological Institute)

 

唯一わからなかったのが

 

第八軽騎兵連隊の

ルーク・トーヴィ騎兵です。

(a trooper of the Eighth Hus­sars Luke Tovey)

 

ルーク・トーヴィ騎兵だけ、

チャレンジャー教授との繋がりが

わかりませんでした。

 

ルーク・トーヴィ騎兵は、

単に、ぽっと登場したとは、

思えないのですが、因果関係が

わかりませんでした。

 

同年

1902年「宇宙戦争」が終結して

チャレンジャー教授は、多大な貢献をしたとして

 

クレイトン・メダルを受賞する。

(ギャゼット誌 マッカードル編集長情報)

 

動物学上の研究に対し、クレイトン・メダルを

授けられる。

Winner of Crayston Medal for Zoological Research.

 

 

「失われた世界より」抜粋

 

1906年ごろ

チャレンジャー教授一人で

南アメリカの某地を調査する。

 

そして!!

↓↓↓

 

1908年

「失われた世界the LOST WORLD」探検

 

サマリー教授

Professor Summerlee

 

エドワード・D・マローン記者

Mr.E.D.Malone of the Daily Gazette

 

ジョン・ロクストン卿

Lord John Roxton 

 

この3人が

 

チャレンジャー教授と初めて顔を合わせる。

Professor George E. Challenge

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

コナン・ドイル氏の

「失われた世界」

 

ウェルマン父子共作の

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」

2冊より考察しました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

最後まで、第八軽騎兵連隊の

ルーク・トーヴィ騎兵が

どのようにチャレンジャー教授と

関わっていたのか?わからずじまいです(涙

 

さらに、大きなことで、

もう一つわからないことがあります。

 

<デイリーギャゼット誌>

エドワード・D・マローン記者が

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」にて

発表した三編の発表時期です。

 

1.「水晶の卵」

 

2.「シャーロック・ホームズ火星とたたかう」

 

3.「ジョージ・E・チャレンジャー 

  火星とたたかう」

 

マローン記者は

「失われた世界」探検記を発表

してるのですが、

 

「私は、」で始まる一人称で記述しているのに、

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」では、

三人称で書いています。

 

しかも、マローン記者自身のことは、

いっさい、書いていません。

なぜ?なのでしょうか??

 

そこで、

マローン記者がどういう状況で記述したのか?

考察しました。

 

その前にマローン記者は

どんな人物か?おさらいします。

 

エドワード・ダン・マローン

Mr.E.D.Malone of the Daily Gazette

 

(略)

<デイリー・ギャゼット>誌の編集室の

まったくとるに足らない部員

(略)

 

初恋の熱にうかされて燃えんばかりに

なっていた二十三歳のわたし

(略)

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

 

ただ、

つむじ曲がりの年配者で、

猫背の赤毛という社会部長の

マッカードル

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

 

マッカードル氏から見ると

 

(略)

「やあ、マローン君、

いろいろ聞くところによると、

きみはずいぶん活躍しているようだね」

 

(略)

「炭鉱爆発の記事は素晴らしかったよ。

サザークの火事もよかったな。

きみの描写力は本物だな。

(略)

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

・・・と

<デイリー・ギャゼット>誌の

マッカードル社会部長は褒めています。

 

<マローン記者の描写力は本物>という

ことです。

 

 

また、マローン記者には

<ネイチャー>誌の

タープ・ヘンリー編集部員とは、

親しく彼からの情報により

 

チャレンジャー教授の

ウィーンの動物学会大会にて発表した

「ワイスマン学説の根本的誤謬

 (こんぽんてきごびゅう)」論文の

詳細が明かされます。

 

この事件があって、

タープ・ヘンリー編集部員は、

 

「失われた世界the LOST WORLD」についても

(略)

「チャレンジャーといえば、南アメリカから

でたらめ話を持ち帰った男だよ」

(略)

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

・・・と、一刀両断です。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ちなみに、

マローン記者が務めている

<デイリー・ギャゼット>誌は

現在も英国にあるようです。

 

アメリカにもあるのですが、

英国の、おそらくこちらだと思います。

Daily Gazette 

↓↓↓

https://www.gazette-news.co.uk

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

マッカードル社会部長について

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳にて

社会部長、編集長という表記もあるので

役職はよくわからないです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

特筆すべきことは、

マローン記者の体はきわめて強健です。

 

チャレンジャー教授と初めて出会い、

彼と取っ組み合いになっても

互角に争っています。

 

(略)

ぼくは二百十ポンドもあるんだし、

体はきわめて強健、毎土曜日には、

ロンドン・アイリッシュ・チームで

スリー・クォーターのセンターを

やっているんですからね。

(略)

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

 

 

マローン記者の体重は、

二百十ポンド、約95kgです。

 

そして、彼は、

ラグビーのクラブチーム

ロンドン・アイリッシュの現役のメンバーで

 

ポジションは

センターバック、12番あるいは、13番です。

 

バックスなので、ボールをもらって

トライする感じです。

 

<デイリー・ギャゼット>誌の記者で

ラグビーのクラブチームに所属してるって?!

どんだけの人物なのでしょう!!

 

〜〜〜〜〜〜〜

参照データ

〜〜〜〜〜〜〜

CTBは、

センター・スリークオーターバックの略称です。

(Center Three-quarter Back)

図によりますと

CTB 12番 CTB 13番です。

ラグビー基本情報より図を拝借しました

(日本ラグビー協会さま、すみません)

〜〜〜〜〜〜〜

 

もっと

ラグビーを知りたい方はこちらへ

日本ラグビー協会公式サイトです。

すっごくわかりやすいです。

↓↓↓

 

〜〜〜〜〜〜〜

ロンドン・アイリッシュ・チームは、

ラグビーのクラブで、今現在も活動しています。

 

〜〜〜〜〜〜〜

LONDON IRISH 公式HPより

↓↓↓

http://www.london-irish.com

 

ロンドン・アイリッシュ・チームは、

ラグビーのクラブで1896年に設立されて、

1996年にプロチームになったようです。

↓↓↓

About us

Established in 1898, London Irish became a professional rugby club in 1996. 

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

「失われた世界」において、

探検チームが編成されるのですが、

 

メンバーの

ジョン・ロクストン卿が、マローン記者に

ついて話しています。

 

「(略)それはそうと、きみは、アイルランド代表

ラグビー・チームの選手候補になっている

あのマローン君なんですかね?」

(略)

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

 

↑↑↑

さて、上記文章ですが

そもそも、マローン記者は

アイルランド出身者か?

について

 

(略)

「ぼくはアイルランド人です」

「純粋のアイルランド人かね?」

「そうです」

(略)

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

 

 

↑↑↑

チャレンジャー教授との会話で

マローン記者が言ってます。

 

アイルランド出身で

アイルランドのラグビーの代表の

候補に上がるということは・・・

 

今年2023年に

仏国でラグビーワールドカップ2023が

開催されました。この、

ラグビーワールドカップではないです。

 

今年開催した

ラグビーワールドカップ フランス大会の

第1回は、1987年代に開催されてますので

まだまだ、新しいカップ戦です。

 

おそらく、昔から開催されている

現在のSix Nations

六カ国対抗ラグビーだと思われます。

 

数十年前、NHK BSで放映してたのが

Five Nationsでした。

 

一時期、NHK BSで試合を放映してて、

当時のアナウンサーが

<Five Nations>について

歴史的背景を説明されてました。

 

さらに、ジョン・ロクストン卿は

言います。

 

(略)

「どこかできみの顔を見たような気がする。

そうだ、対リッチモンド戦で

きみがトライをあげたとき、

ぼくはそこにいたんだ

〜あのシーズンを通じて

最高の曲球(スワーヴ)だったよ。(略)」

 

「失われた世界the LOST WORLD」

龍口 直太郎氏訳より抜粋

 

つまり・・・。

 

イングランド地区のラグビーリーグで

マローン選手が所属している

ロンドン・アイリッシュと古豪の

リッチモンド・ラグビーと対戦した時

 

CTBのマローン選手が、

最高級のSWERVE(スワーヴ)技を使って

リッチモンドの選手を抜いて

トライした!!

 

・・となります。

 

マローン選手!!恐るべしです。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

参照情報です。

〜〜〜〜〜〜〜〜

古豪のリッチモンド・ラグビーについて

 

Richmond Rugby 公式HPです。

↓↓↓

https://www.richmondfc.co.uk

 

リッチモンド・ラグビーは、

1861年に設立されたイングランドで

2番目に古いクラブ。

 

↓↓↓

OUR HISTORY

 

Formed in 1861, 

the second oldest club in England.

World’s first inter-club fixture against 

Blackheath in 1864.

 

Richmond Rugby 公式HPより参照

〜〜〜〜〜〜〜〜

最高の曲球(スワーヴ)とは?

英国BBC にて「Swerve」の説明がありました。

 

BBC SPORTにて「Swerve」とは?

http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/rugby_union/skills/4198044.stm

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

Six Nations 公式サイト

↓↓↓

https://www.sixnationsrugby.com

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

1871年、

イングランドとスコットランドが最初の

ラグビーユニオン国際試合を行い、

後者が優勝した。

 

シックス・ネイションズ・ラグビーは、

 

イングランド(RFU)、

フランス(FFR)、

アイルランド(IRFU)、

イタリア(FIR)、

スコットランド(SRU)、

ウェールズ(WRU)の

 

加盟組合や連盟を含む株主を代表し、

株主と協力して運営している。

↓↓↓

 

About us

 

Six Nations Rugby operates on behalf of and

in partnership with its shareholders, 

that include its member unions and federations: 

England (RFU), France (FFR), Ireland (IRFU), 

Italy (FIR), Scotland (SRU) and Wales (WRU).

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ちなみに、今年2023年に開催した

ラグビーワールドカップフランス大会では、

4組にわかれて予選を行います。

 

プールA    フランス イタリア

プールB アイルランド スコットランド

プールC ウェールズ

プールD イングランド

 

↑↑↑

Six Nations の全6チームが

予選落ちせず、全部参加してるンです!(驚

どんだけ強いんでしょうか(驚愕

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

さらに、今更ながらですが、

英国って連合国だったのです。

 

外務省HPでは、

英国(グレートブリテン及び、連合王国)

United Kingdom of Great Britain

and Northern Ireland

 

・・・となっていました。

 

つまり、あの大きな島が

グレートブリテン島で、

 

その中に

スコットランドScotland、

イングランドEngland、

ウエールズ Wales

そして、

北アイルランドNorthern Irelandと

なるのだそうです。

 

 

<英国について>外務省HPより

↓↓↓

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uk/index.html

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

↑↑↑

 

長々と書きましたが、

以上を踏まえまして、

 

あまりラグビーは知られてませんので

独断で、日本を例にして説明しますと、

 

彼は、

日本のプロ野球のセリーグ、

あるいはパリーグの一軍で活躍する選手です。

 

そして、彼は、

四年に一度開催される

ワールド・ベースボール・クラシックの

メンバー候補にも上がっています。

 

・・・みたいな感じです。

 

マローン記者恐るべし!!

 

ここで、

皆さまは、あれっ?と不思議に思いませんか??

 

ラグビー選手なのに、新聞記者もできるの?

 

・・・かです。

 

英国のラグビー事情はわかりませんが、

おそらく、ラグビーのリーグシーズン中は、

ラグビー選手として活躍して、

 

シーズンオフに、おそらく地方誌であろう

<デイリー・ギャゼット>誌で活動している

のでしょう。

 

マッカードル編集長は、選手ならではの

ラグビー情報を特ダネとしてゲット

できればいいかなぁ。と思っていたのに、

 

的確な記事を書いてるのを知って

驚いたのだろうと。考えられます。

 

だいぶ脱線しましたが、

 

そんな、

デイリーギャゼット誌

エドワード・D・マローン記者が

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」にて

発表したのは三編です。

 

1.「水晶の卵」

 

2.「シャーロック・ホームズ火星とたたかう」

 

3.「ジョージ・E・チャレンジャー 

    火星とたたかう」

 

これ以降の

 

4.「火星の依頼人」

 

5.「金星、火星、そしてベイカー街」

 

さらに

付録 ワトスン博士の手紙

 

後半の三編は、おそらく

医学博士ジョン・H・ワトソン氏です。

 

(略)

こうして私たち父子の(略)に成る

「火星の依頼人」は(略)一九六九年十二月号に

掲載された。

(略)

私たちの二作目「金星、火星、

そしてベイカー街」は、同じ雑誌の

一九七ニ年三月号に掲載され

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」にて

ウエィド・ウエルマン氏 著者まえがき抜粋

 

 

つまり、

ウエルマン父子の調査により

医学博士ジョン・H・ワトソン氏の書簡が

見つかり1969年代ごろから

 

4.「火星の依頼人」

 

5.「金星、火星、そしてベイカー街」

 

「付録 ワトスン博士の手紙」が、

 

最初に発表されたのです。

 

4.「火星の依頼人」

5.「金星、火星、そしてベイカー街」

 については、

 

1902年

「宇宙戦争」が起こり、終結して、

おそらく数年後に、英国で、医学博士

ジョン・H・ワトソン氏によって

発表されていると思います。

 

「付録 ワトスン博士の手紙」

については、H・G・ウエルズ氏に

ワトソン氏が送った手紙なので

 

おそらく

H・G・ウエルズ氏の死後発見されて

発表されたと思います。

 

1.「水晶の卵」

2.「シャーロック・ホームズ火星とたたかう」

3.「ジョージ・E・チャレンジャー 

  火星とたたかう」

 

上記三編は、

エドワード・D・マローン記者の記述発表です。

 

 

ここからは、

私の大胆な予想ですが、

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」は

全て、マローン氏の編集構成による

報告書だと思います。

 

マローン氏の自費出版で英国で発表された

と思います。

 

出版時期は、おそらく

「霧の国」発表以降〜から

第二次世界大戦(WW2)前ぐらい。

 

1925〜1939の期間だと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

理由を以下に説明します。

↓↓↓

手書きで略年表を作成しました。

見づらくてすみません。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

コナン・ドイル氏   

1859〜1930 71才

 

↑↑↑

「失われた世界the LOST WORLD」

 龍口 直太郎氏 解説より

 

H・G・ウエルズ氏   

1866〜1946 80才

 

↑↑↑

新潮文庫「タイムマシン他九篇」

橋本槇矩氏 解説より

 

この期間を踏まえて、

私の大胆予想は、

 

コナン・ドイル氏の没後、

ウエルズ氏(当時64才)から

連絡があり

 

マローン記者(当時45才)が

<ワトスン博士の手紙>をあづかる

 

マローン記者は、編集長の立場に

出世している。

 

次の大胆予想を説明します。

↓↓↓

 

チャレンジャー教授  

1863〜1951 88才

 

↑↑↑

生まれた年は、「失われた世界」から

参照ですが、没年は、わたしの予想です。

 

エドワード・D・マローン氏

1885〜1970 85才

 

↑↑↑ 

「失われた世界」探検へ

1908年に出発したとして、

出発当時は23才であり、

 

そこから逆算してマローン氏は、

1863年生まれとしました。

 

宇宙戦争が、1902年とすると

当時マローン氏は17才ぐらいだろう。っと。

没年は、わたしの予想です。

 

(略)

こうして私たち父子の(略)に成る

「火星の依頼人」は(略)一九六九年十二月号に

掲載された。

(略)

 

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」にて

ウエィド・ウエルマン氏 著者まえがき抜粋

 

大胆予想は、

ワトソン氏が書いたであろう最初の作品

「火星の依頼人」がウエルマン氏父子から

発表されました。

 

あとは、ウエルマン父子に任せて、翌年

1970年にエドワード・D・マローン氏は

没した。のではないか。

 

 

マローン記者は、

第一次世界大戦を経験して

「霧の国」を発表した頃は、

彼も神秘主義に傾倒していましたが、

 

だんだん政情不安定になり

(のちに第ニ次世界大戦が勃発)

 

今一度、記者としての仕事を見直して

正確に記述することに努めたのでは

ないかと考えます。

 

それもあって

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」に

ついては、自分のこと、自分の気持ちを

書かなかった。

 

あくまで、

第三者の目として書いたのでは?

と思います。

 

H・G・ウエルズ氏から、

ワトソンからの手紙をあづかったり、

 

本書全部の人物関係について調べたり、

 

マローン氏が新聞記者として、

丁寧に取材した結果だと思います。

 

そして、マローン記者は

1902年<宇宙戦争>での

英国の被害状況、英国軍の戦闘状況も

詳しく調べたのではないでしょうか?

 

ただ、英国の検閲により

発表ができなかったのではないか?

 

ここまで書いて、私は思います。

 

いつか、どなたかが、

1902年<宇宙戦争>での

英国の被害状況、英国軍の戦闘状況を

報告してくれることを望みます。

 

 

ウェルマン父子共作

「シャーロック・ホームズの宇宙戦争」

チャレンジャー教授関係者の調査報告 

 

信用度 93度

 

ひどいのもあれば、

けっこう頑張って調べたのもあります。

↓↓↓ ↓↓↓

シャーロック・ホームズ氏関係者

松永金時の調査報告書

新潮文庫

シャーロック・ホームズシリーズより

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

延原 謙氏 翻訳版 「最後の挨拶」調査報告

ワトソン博士はいつ?車の免許を修得したか?

↓↓↓

https://ameblo.jp/kintoki1962/entry-12672154713.html

 

延原 謙氏 &延原 展氏 翻訳版

「バスカヴィル家の犬」

「バスカヴィル家の犬」事件はいつおこったか?

↓↓↓

https://ameblo.jp/kintoki1962/entry-12602355681.html

 

「バスカヴィル家の犬」事件で

ホームズが興味ありそうな事件なのに

ワトソンに任せたのか?本当のわけは?

↓↓↓

https://ameblo.jp/kintoki1962/entry-12606797406.html

 

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ゲイルギャリガー作

川野靖子訳解説

英国パラソル奇談

アレクシア女史倫敦で吸血鬼と戦うより考察