松永金時です。

読者さま

このブログにご来訪

ありがとうございます。

 

戦前、戦後発表された娯楽本で

私が選んだ

MANIAXな本をご紹介する

松永金時の

MANIAXブックレビュー

 

今回、ご紹介する本は。。

 

上橋菜穂子

北上次郎 解説

獣の奏者 王獣編です。

 

 

手元にある本書は

講談社文庫

2009812 1刷発行

昭和56(1984515 発行

です。

 

本書の巻末の

200611月に書かれた単行本あとがき

および

20097月に書かれた

飛び越えていく物語ー文庫版あとがきー

を読んで

 

作者さまとしては

闘蛇編と本書王獣編で

一応完結とのこと。

 

色々あって続編執筆

アニメ化、コミック化

そして海外へと広がってるそうで

すげーっと思います。

(ぜひ作者さまのあとがき、

そして北上次郎 さんの解説も

読んでくだされ)

 

とゆうことで

闘蛇、王獣編を読破して

わたし的MANIAXブックレビュー

スタートです!

 

まず、

神々の山脈(アフォンノア)ですが

本当にあったのではないか!

 

ボブ・ラングレー作

海津正彦 /あとがき

 

北壁の死闘

原題は

TRAVERSE OF THE GODS

です。

 

訳者の海津正彦さんは、

ご自分で登山好きと謙遜されてますが、

岩盤登攀経験者の登山家でもあります。

 

訳者海津さんは作品のあとがきで

原題の

TRAVERSE OF THE GODS

ついて

山好きの方ならピンと来るはずだが

<神々のトラバース>というのは

有名なアイガー北壁の、ルートの一部に

付けられた呼称である。

と説明しています。

アイガー北壁はスイス方面

アルプス山脈にあります。

大まかにいうと。。

神々しか通れない、

険しく、神聖な道ということです。

 

私が住んでる 

四国 愛媛には

霊峰 石鎚山(いしづちさん)があり

今も神々が住む

山岳信仰は脈々と流れています。

。。のように

天にも届くと思える山々に

神々が住んでいる。

という山岳信仰はあります。

 

世界で一番高いと言われてる

エベレスト山

エベレスト山ひとつが高いのでなく

連続的に連なる山々

 

世界最高峰のエベレスト山を含む

ヒマラヤ山脈は

神々の山脈だったのではないか。

 

人が越えることができない

神々の山脈を超えて

始祖が降りてきた。

 

始祖は新天地に

新しい国を起こしたという

伝説はありえることではないか。

 

獣の奏者では

川・池・湖はありますが

海のシーンはないです。

始祖は海に面するインド方面から

神々の山脈ヒマラヤ山脈を越えて

北上して、

アジア中心のユーラシア大陸

内地に新王国を作ったのではないか。

 

そうなんです。

リョザ神王国でなく

リョザ新王国を設立したのではないか?

真王でなく、新王だったのではないか?

 

そして、

時が経ち、新王国が神王国になり

伝説ができて新王が真王に

なったのではないか?

 

あーー!!

神々の山脈を越えた始祖は

自分の力で越えたのだろうか?

やはり獣の力を借りて

共に超えたはずです。

 

神々の山脈を越えたのは

人だけでなく、

獣たちも越えたはずです。

 

人以上の力を持つ獣たち

始祖はありがたいと思うし

獣の力を恐れたはずです。

そのため

始祖はいろいろな縛りを

設けたのは私は、納得します。

 

ただ

音なし笛は絶対なのだろうか?

音なし笛が通用しない獣たちは

いないのだろうか?

野生の闘蛇

野生の王獣以外の獣はいないのだろうか?

 

音なし笛が通用しない獣たちこそ、

恐れられ、崇めていく

神々かもしれない。

(ここで言う神々は

人の苦しみ悩みを解放する神様でなく

ヤマタのオロチ

GODZILLAのような

人より圧倒的な力の神々と

私は考えてます。)

 

獣の奏者 闘蛇編 王獣編 読破

92度合

 

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追記

2020 5月ぐらいから

頑張って毎日公開してましたが

なんんとーーー?!

Kin在庫の本がなくなってしまい。。

あとは大量の未読の本が連なってるという。

明日からは頑張って読んで

公開いたします。

今読んでるのは

弁護士ペリーメイスン

奇妙な花嫁です。

なんと?!

昭和36(1961年発行の

早川ポケット文庫です。

(あのちょっと縦長の

ペーパーバックみたいなやつ)

私が生まれる前の本っって?!

MANIAX本やーー

 

では、しばしお待ちを!!