私ね、小学生の時に
本物の学級崩壊を経験してます。
(経験者ってお前かい)
当時、クラス替えは2年に1回。
1.2年と平和に学校を楽しんで、
3年生、初めてのクラス替え。
担任の先生は20代の若い女の先生。
(今考えるとこの時点でやばい)
クラスの子の名前を覚えてきた頃。
問題児たちは暴れ始めました。
まず1人の女の子は、先生におんぶされてるか、
教室の後ろのロッカーの上に座っているのが定位置。
そして学年一モテたイケメン男子は先生にとにかく反抗的な態度で授業を荒らす。
そしてもう1人、今思えばおそらくアスペルガー男子、悪気はないのだろうがとにかく発言がズレていて先生をおちょくる態度(友達もできずとにかく浮いている)
さらにさらにもう1人、ヤンチャ系で落ち着きのない男子は教壇の上に登って下半身露出したり、図工の時間にハサミ振り回したり問題行動のデパート。
各々1.2年の時の態度は知らない。
担任が若い女の先生になったことで、
何かが爆発したのかこの4人のうち必ず誰かが暴れるので授業がままならない状態だった。
女の先生は怒りまくるが意味もない。
そしてまぁよく泣かされていて、なんだろ。
本当に色々キツかった。
3年生といえば今でこそ9歳の壁なんて言葉もあるくらい、学ぶ教科は増えるし、少しずつ難しくもなる。
心や体に変化も起こってくるし普通の子でも不安定になるのに、元々家庭環境が複雑だったりする子はとんでもなくヒートアップしていく。
そんなクラスの状態だから、
今度は学校に行けない子が出てきてしまった。
お母さんが毎日教室の後ろにいないと不安になってしまう子とか。
私もストレスで毎日頭痛がしたり、
口内炎だらけになったり、
勉強でわからないところだらけになったり
本当にしんどかった。
だけど毎日学校には行った。
行くしかなかった。
その頃は私の家庭も結構めちゃくちゃだったから。
(今は色々解決してる)
学校に行きたくないとか絶対に言えないし、
お母さんが学校についてきてくれるなんて、
なんて優しいんだろうと思った。
そんなことをお母さんに言えるんだなこの子はってうらやましいと思った。
不登校や行き渋りで悩むお母さんに伝えたいことは、学校に行っていても親にSOSを全く出せない私のような子もいるということだ。
私は大人になってから心の不具合が出た。
SOSをお母さんに出せるのもまた強さだなと思うから。私は学校に行くことで、自分の感情に蓋をした。それが強さな気がしていたけど本当は弱さだったようにも思う。
子どもがSOSを出せるのは
お母さんであるあなたが優しいことをわかってるからだと思う。
春は心が慌ただしくてどうしようもない。
私の言葉なんて気休めにもならないと思うし、
適当なこと言ってんじゃねぇと思われるかもしれない。
少なくとも子供の頃の私は
お母さんに学校に行きたくないとか、
お母さんに学校についてきてとか言える子がうらやましかった。
そういう見方もあることだけ書いておこうと思う。