ベースキャンプ地のジョージで行われた日本代表vsジンバブエ代表の練習試合の映像を見た。
これが日本としては最終調整の場という事で、30分×3本のボリューム。

映像で見る限りは4-3-2-1のかなり守備重視なフォーメーションに見えたよ。
1トップにはニュースであったように本田。

ボランチのポジションには阿部、遠藤、長谷部の3人。


特に機能していたのはボランチの守備
1人が当たりに行った時に他の2人がポジションを修正してマークに付いていく事が出来ていたように思う。バイタルエリアで相手にスペースを与えていた今までより改善されてた。

一方で攻撃時の動き出しの少なさは相変わらずの印象。
ボール保持者を追い越していく動きが少ない。せっかくのチャンスも前にボールを運べないので後ろへ戻して結局奪われてしまうという非効率さがまだまだあるような・・・。

それに、1トップの本田は身体が強いのでくさびの役割としてボールが収まっていたけれども、彼が前を向いてシュートにいくシーンは見られなかった(少なくともその映像では)。

やっぱり本田の特徴は、前を向いてプレーした時のドリブルやパス、そしてあのシュート力。
特に彼はスペースが無いと個性を発揮しにくいタイプなので、この1トップはあまり効果的ではないのでは?出来ない事は無いけれど、ベストな選択では無い気がする。

そんな中で光っていたのは、大久保と松井
この2人は前への意識が強く、ドリブルで仕掛けるシーンやシュートを撃って積極的だった。
今の日本代表には、こういった前への推進力を持った選手が必要
俊輔が活躍できない要因には、もちろんコンディションが一番大きいでしょうが、大久保や松井のように仕掛ける選手がいないので彼の精確なキックや展開力も活かされないという部分が強いように思う。



試合の結果は、3本とも0-0という相変わらずの結果。
映像は試合の一部だけだったので何とも言えない部分もあるけれど、これだけ点を取れないのは深刻。岡田監督に攻撃のアイデアが少ないと言わざるを得ない。

今日のようにFWにボールを収めたいのであれば、森本や矢野でもいいと思う。
FWで点を取ろうとするのではなく、チーム全体でどのように点を取るかという攻めの形をどれだけ持てるかじゃないかな。
そういう意味では、サイドに攻撃の起点のある現代のサッカーから見ると、あまりにも両サイドバックを活用し切れていないと思う。以前、岡田監督が言っていたように、敵陣深くえぐってマイナスにボールを折り返す攻撃や速いグランダーのセンタリングなどの攻撃パターンが影を潜めている。
ただでさえ、ボールに寄りがちな今のチームにはピッチを広く使う必要性が多いにあるのでは。


そして、2010W杯は開幕する・・・。