あ、そだそだ、不育症の方、流産を重ねてしまっている方へ
私がこのブログを付け始めたのは、35歳の時。もう5年もたってしまいましたね。34歳で結婚。35歳で妊活スタート。不摂生ばかりの人生だったので、不妊治療は覚悟しての妊活スタートでした。とりあえず、半年間は自己タイミングで。と思っていた4か月目、初の妊娠。その時、旦那も同じ「キンタ」と偶然、名付けていました。だから、きんたまま。今まで4度の妊娠を経験しましたが、はっきり言って、妊娠の何がいやってつわりが嫌、もう本当に嫌。ってくらいのつわりは妊娠発覚の5週目からスタート。6週目には寝込み、点滴にのみ通うことに、一度は心拍確認できるも、9週目に心拍確認できず、そうは手術、術中麻酔がきれてしまい「なんで!」と泣きじゃくったのをおぼえています。術後もつわりは続き、今でもあの時の虚しい、悲しい、寂しい、気持ちを思い出すとつらくなります。そんな寝込んでいた最中に検索魔となっていた時に目にしていたのが不育症という言葉。母が膠原病を患っていて(元気ですが)、自分も20代前半のころに微熱が続き、病院に行った際に血液検査をされて(この時のお医者さんの判断グッジョブ)、「数値が高い(何のかは不明)、膠原病の気がある、ストレスの多い環境に身を置かない、人込みの多いところにはなるべくいかない、日光にできるだけ当たらないように」と言われたことを思い出し、杉先生の病院の戸を叩きました。本来は、2回の流産を経ないと検査対象とならないようですが、事情を話し、1度の流産でしたが、検査をしてもらいました。予約から検査結果が出るまで確か3か月ほど。正直、妊活なんて気分にはとてもなれませんでした。でも、じっとしていることもできず、旦那はんと二人で不妊の検査をしてお互いに何か問題はないか確認したりしましたよね。二人とも、心の置き場に困っていました。そうして、不育症の結果が分かり、次回妊娠時には治療をすることが決定。自分のせいだったのかもしれない、と自分を責めることもできたのかもしれないけど、高齢が背中を後押ししてくれました。また、キンタに戻ってきてもらう。そして、妊活開始後、また4か月目で二回目の妊娠。即治療を開始したものの、心拍確認後12wを目前に少量の出血。心拍見えなくなり流産確定。2回目は手術の日を待たず、私たちに姿を見せてくれました。小さな小さな小さな小さな体だったけど、本当にありがとう。そして、3度目の妊娠。ヘパリン治療をしながら無事出てきてくれました。そして4度目の妊娠。今回は彼女が2mmの時から写真におさめてあるよ。何が安心かわからない。不育症だったんだ、でも治療がある、治療すれば産める!そう思ったのが私だったけど、不育症じゃなかった!というのだって安心でもある。不育症の治療は、地味にしんどいのは事実。マタニティフォトなんてもってのほか、お腹は注射の針でどす黒く産後2か月くらいは後が残らない。よくわかっていない医者に診られようもんなら、お腹を見た瞬間に「何これ!」とか言われる始末。仕事をしながら通常の妊婦検診に、不育の病院にも通わなきゃいけないのは、不妊治療も同じだけど、とても時間を制約されるのは事実。妊娠中はいつも注射の時間を気に留めながらの生活だし、そんな中のまたの流産なんて、年齢考えるたびに恐ろしくなりました。流産のたびに、「次はあるんだろうか・・・」そんなことを考えて、周りの子どもたちを見るたび、うらやましくもあり、情けなくもあり、なんでという気持ちがわいてきたことは事実です。私がどうやって心を整えていたか、もし、お役に立てば。流産のあと「私たちは、もっと家族が欲しいと思ってる。お母さん・お父さんになりたい、一緒に暮らしたいと思ってる。もし、私たちと一緒に暮らしたい、私たちみたいな親のもとで育ってみたいと思う子がいたら、きてくれたら、本当にうれしいな」と、空に向かってこっそり話しかけていました。妊娠中不安になったら「今までの二人とも、お母さんやお父さんにいろんなことを教えてくれた。お母さんとお父さんが未熟やけん、ほんと、ごめん。ありがとう。でも、お母さん、会いたいな。できれば、会いたいな。会ってまたいろんなこと教えてほしいな。」うらやむとか、なんで私だけとか、そんな気持ちがわいてきたら「どのお母さんにしよっかなって思ってたら、こんな気持ちのお母さんのところに行きたいかな、どんなお母さんのところに行きたいかな・・そんな私でいれるようにしよ。うん。」二人目妊活中「お姉ちゃんと一緒に遊びたい、お母さんとお父さんとお姉ちゃんと一緒に暮らしたいって思ってくれる子がいたら、来てくれたらほんとうれしいな、もし、来たい子がいなかったら、この子は一人がいいってことかな~、でもお母さんも来てほしいな~って思うから、お母さんはお母さんで頑張ってみるね!」あと、「3人目は?」と「まれに」(笑 年齢的にですかね、まれに、です 笑) 聞かれますが、考えていません。下の子が大きく成る度に、おむつがサイズアップする度に、あ~もうあのクタッとした赤ちゃんを抱くことはないんか~とも思いますが、たぶんないです。それは、私の中のけじめです。最初の妊活開始時に決めていたことがあります。産むなら30代まで。なので、39歳と3か月までしか妊活はしないと決めていました。40歳以降の出産がどうということでは全くありません。何なら、ちょっとセンチメンタルになると、ぶっちゃけも一人ほしいくらいです。でも、最初にそう決めたので。これは、親や妻としてではなく、私単独の人生との兼ね合いで決めてました。40歳からはそこまでに培ったもので人生のプランを考えると、決めていたので。そう考えると、やっぱり、私の身勝手ですね。今あるものを、今いる家族を大切にしていきます。あ、でも、偶然、偶然、3人目の子が来てくれることがあれば、もちろん頑張りますけどね。どなたかのお役に立てれば。