ある日、私が帰宅した時。。

私「ただいまー。」
妻「おかえりー。」
ちキ「あー。」

妻と“ちびキン”ちゃんは、

テレビを見ていた。

そこでやっていたのはグルメ番組。

かつ、“ちびキン”ちゃんは

この時、食パンを食べていた。








ちキ「うなぎ、美味そうやな。」

私「ここ、行ったことあるんですよ。」

ちキ「ほんまかいな。」

私「おかんもこのお店が好きらしいです。」

ちキ「あたしも連れて行かんかい。」


ちキ「はりゃ。うなぎを切り刻むん?」
私「ひつまぶしですね。」

ちキ「へぇ、創業以来140年間、
   受け継がれたタレなんや…。
   …美味そうや。」


この間、ずっとパンを食べ続ける
“ちびキン”ちゃん。。

私「…なんか、テレビ見ながら

  それがおかずになって

  パン食べてるみたいですね…。」

ちキ「合わん事ないで。」

私「…合う、合わないとかではなく。。

  …なんだか。。」

ちキ「…どしたん?」

私「…いや、いいんですが。。」

ちキ「…ほんま、美味そうや。」


ちキ「あっ、白焼きもやるんやって。」








この間、“ちびキン”ちゃんと

私の目が合うことはなかった。。

美味そうなグルメ番組がテレビでやっていて

それを夢中で見ている娘。


…そこまでは、普通なのである。


ただ、その時にたまたまパンを一緒に

食べていただけで、

…私はちゃんと娘に美味しいごはんを

提供できているのか。…と、

考えさせられるに時間になった。。