私「よし。」
ちキ「オシャレ…よし。」
私「よし。」
ちキ「あたしの気合い…よし。」
私「よし。」
ちキ「あっ、おかん、
あたしの前髪、ちょっと崩れとるで。」
ちキ「よーし。」
妻「よし。」
ちキ「おとん、あたしは準備バッチリや。」
…
ちキ「…あっ、ちょっと待った。」
私「それはやめておきましょう。」
私「す、すみません。」
ちキ「すぐ帰ってきますからね。
おとんのせいで、
…しばしお別れの時間や。」
私「…恐縮です。」
…
私「…やめておきましょう。」
ちキ「ほら、できそうやろ?」
私「やめておきましょう。」
私「…やさしいですね。そうしましょう。」
…
私「では、出発です。」
…
…キマっとるな?」
私「バッチリです。」
ちキ「で、どこ行くん?」
私「ららぽーとです。」
ちキ「よー、わからんけど行こやー。」
…お出かけ前には、
何やら気配を察知するようになった
“ちびキン”ちゃん。
いつもと違う気配を
感じるようになったのか。。