今日の現場で一緒になった

後輩Hの素朴な疑問。
H「おれ、早く結婚したんですよ。」
私「どうした?」
H「早く、我が子と会いたくて…。」
私「…ほう。」
H「だから、
  最近“ちびキン”ちゃん、よく見てて…」
私「…なんか、、…あ、ありがとう。」
H「ほんとに、“純粋”って感じですよね?」

私「…そね。…純粋よね。」
H「喜怒哀楽ってあるんですか?」
私「あるよ。」
H「“ちびキン”ちゃん、
  怒ったりするんですか?」
私「するよ。」

私「もちろん、機嫌がいい時とか
  楽しい時は笑って…」

私「腹減った時とか、暑い時とか、
  しつこく、スキンシップとったら
  露骨に怒るよ。」
H「もう、人間なんですね。」
私「そうね。人間ね。」

H「泣いたりしたら、
  何を求めてるとかわかるんですか?」
私「だいぶ、分かってきた。
  …でも最近は、だいたいお母さんが
  近くにいないとか。。」





H「…なるほど。
  お母さん、お母さんってなったら、
  寂しくないですか?」
私「そりゃ、最初は寂しかったよ。
  …でも、仕方ないって
  思うようになった。」




H「…で、最近ブログ読ませてもらって
  思ったんですけど。」
私「…けど?」
H「キンタロー。さん、
  めっちゃケーキ好きですよね?」
私「…そうね。」
H「めっちゃ、美味そうでした。」
私「あれは美味かった。」
H「あのタルト…キルフェボンですよね?」
私「詳しいの?」
H「おれ、めっちゃ
  タルトめっちゃ好きなんですけど…
  でも、何かないと自分では
  買わないですよね。」
私「…そうか。」




H「…あれ?」
私「…ん?」
H「…今、そんな機会じゃないですか?」
私「…へ?」
H「明日とかでも…出社前とか…」
私「…どうした?」
H「ケーキを食べる機会とか
  早々にないんで…」
私「買ってこいってこと?」
H「…いや。。」
私「…いや、あれは妻に買っただけよ。」
H「…いや、、
  あわよくば、堪能したいなと。。」
私「…そんな展開ある?」
H「じゃ、じゃんけんで。」
私「おれ、なんの得もないやん。」
H「負けたら潔く諦めます。
  …でも、勝ったら、、」
私「…わかった。
  じゃ、ガチの一発勝負ね。」

















…勝ってしまった。。
これでよかったような…。
違う結果がよかったような…。