予感はしていた…

妻が出かける時間間際で
そわそわし始めた“ちびキン”ちゃん。





…それまでは、本当にご機嫌だった。

しかし、、
妻「そろそろ準備するね…」
私「わかった。。」
ちキ「ぁあょ。あらぁ…」

なんとなく分かる。
「このあとぐずります。」の声。




妻「…ヤバくない?」
私「限りなくヤバい。
  …でも、準備せんと
  間に合わないでしょ?」


…妻が準備を始めた。まもなく、、
ちキ「おかん、どこか行くでしょ?」
私「いや、そんな事ないですよ。」
ちキ「あたし、分かるもん。
   どっか行くじゃん。」
私「いや、大丈夫ですよ。」
ちキ「へぐっ。悲しくなってきた。」
私「え?はやくないですか?」
ちキ「ぎゃーーーーん。」


…早めのゴングが鳴った。
“ちびキン”ちゃん vs おとん。
しかし、私は今日はどこかに余裕がある。
なぜなら、武器を持っているからだ。
出がけに泣かれて困る妻…

妻「大丈夫?」
私「大丈夫。そのまま、早く出て。」
妻「いってきます。」

…勝負はここからである。
今回の泣きはミルクでも、オムツでもない。
それは確認済み。
ならば、寂しいか寝ぐずり。
お昼に習った武器を試す時…


…いざ。


私は、動画ファイルを予め準備していた。
今日は、音を聞かせての対応で勝負。
▼とんとんトマトちゃん(妻情報)
▼掃除機の音
▼換気扇の音
▼POISON/反町隆史
これを次々と再生。


すると、、
さっきまで、ぎゃん泣きしていた
“ちびキン”ちゃんが、
「とんとんトマトちゃん」で、
さっそく泣き止み、
掃除機・換気扇の音で無言、一点を見つめ、「POISON」で目を擦り始めた。




これは、あっさり勝負あり。
「POISON」後半で泣き始めたが、
対面抱っこ10分で
“ちびキン”ちゃんは熟睡した。

策を練りながら、
また“ちびキン”ちゃんとの熱いバトルを
楽しみたいと思う。