うちなぁ~んちゅにとって特別な日。

6月23日。
沖縄ではこの日は慰霊の日として定められ、学校や会社も休みになり、平和への祈りを捧げる日となっている。
この日は、終戦記念日ではない。
ただ、最高指令官が自決したというだけの日だ。

『自分は先に死ぬけど、お前達は最後までお国の為に戦え』

と言葉を残して。


全く勝手な指令官だが、彼が自決したことによって、組織的戦争は終わった。
しかしそれを知らずに、結局みんなは8月15日まで殺し合いを続けていたんだけど。


――酷い話だ。


毎年この日が近づく度に『月桃の花』が頭から離れなくなる。

沖縄の小学校では平和学習という授業があり、そこでこの歌を習う。

追悼歌というのだろうか。

小さい頃からこの歌が好きだった。

もちろんあの頃は意味など分かっていなかっただろう。

だけど、この歌の持つ悲しみや強さが好きだった。


自分に何が出来るのかなんて、あの頃も分からなかったし、大人になった今でも分からないけれど、おじぃ、おばぁに恥じないように生きたいと想った。

そしてあなたに恥じないように――。

あなたは今日もこの空の下、愛を叫び、歌っているのだろう。


あなたばかりに頼ってはいけない、依存してはいけないという事は分かっているのに、どうしてもこの日だけはあなたの姿を探してしまう。

沖縄の未来を担っているのは、あなただけじゃない。

あなたが背負っている希望や願いを、自分も背負っていきたい。


決意を新たに、また明日から頑張ろう。

毎日、平和な明日がくることに感謝。

ありがとう。