こんばんわん
前回の記事で
金ちゃんに わたしに たくさんの暖かなコメント・いいね
本当にありがとうございます
ありがとー
コメントのお返事は お一人づつ
想い込めて書かせていただいています
まだ出来ていない方は もう少しお待ち下さい
17年間の金ちゃんとの想い出
(過去の写真と動画を載せています)
元気な頃は 今まで度々綴ってきました
特に介護になってからは
わたしと金ちゃんには とっても濃厚で暖かな時間でした
くどいかもしれませんが・・
もう少しだけお付き合いください
長いので 気が向いた方はどうぞ♪
金ちゃん 梅雨に入った頃から おちっこもれが酷くなり
おぱんつ(マナーベルト)をするようになりました
その頃から 足腰も今まで以上に酷くなった気がします
振り返れば それも癌の症状だったのかも。。。
2015年 いじけ虫 金ちゃん
母親に ジャキジャキに切られた 足が痛々しい
毎朝 父親と早朝散歩が楽しみだったけど
8月暑い頃になると できなくなりました
その代わりね 実は
わたしと 夜少しだけお散歩してたんです
調子がいい日は 陽が落ちて 涼しくなった19時~21時の間
お散歩リードをつけてあげると
喜ぶ時もあれば 中々起きないとき
色々だったけど
おやつをねだる金ちゃん
玄関のゲージを開けて 連れ出すと
よちよち歩いて 庭を出ます
庭先から 道路を 右を見て 左を見て また右を見て(笑)
風の臭いを嗅いで
外の空気や景色を楽しんで
それから 一歩ずつ道路をよちよち歩く
歩ける距離は
三軒向こうの家ぐらいまでなんだけどね
ゆっくり ゆっくり 一歩ずつアスファルトの感触を楽しむかのように
もっと 遠くに行きたがる時もあって
もし 途中で歩けなくなっても
わたしは とても金ちゃんを抱っこできないから
歩いて帰れる距離を考えて あまり遠くまでは行かせれなくて
でも 歩きたくて今まで行ってた 散歩道を歩こうとします
「自分で歩いて帰れるの?
また 歩けるようになったら 行こうね♪」
諦めて 戻ってくる金ちゃん
お散歩中に 突然よろけて座り込んだり
立つのも疲れちゃって 道路に寝っ転がってしまったり
そんな時は 一緒に座って
話しかけながらなでなでして 起き上がろうとするまで待ちます
立たせてあげると
また 楽しそうに歩きだします
本当に楽しそうに 短い距離を
ゆっくり ゆっくり 楽しんでお散歩していました
夜の短い二人のお散歩は
お空へ還る 三日前までできました
楽しかったね 金ちゃん
お散歩楽しいね~
いつ倒れるかわからないから 両手を開ける為に
スマホを持たずにお散歩してたから 写真はありません
金ちゃんは 子供頃家の中にいました
番犬として 家にきたので(犬をお迎えする父親の第一条件が外で飼うこと)
大きくなる前に外に出されました
だから 金ちゃんはお家の中が大好きで 入りたがるから
時折 (父親に内緒で)お家に入れてあげることもありました
おちっこもれが酷くなって リードを外したら
玄関を昇って よく家に入ってきました
カチカチ音がすると思ったら
金ちゃんが ひょこっと顔を出して
嬉しそうに 居間をうろうろ~
おかめ兄弟は ビックリして 大騒ぎ~
よく 台所に ドデンと寝てましたね
母親とわたしは 黙認してて
父親に見つかると怒られるから
こっそりだったけど
でも 足腰がさらに悪くなって
自分で立ち上がれなくなって
玄関の段差を上れなくなって
家の中に上がれなくなり
よく 玄関から 廊下を覗いてました
でも
もう 立上がるのもやっと・・・
お空へ還る 2週間ぐらい前かなぁ
金ちゃんが 自分で玄関の段差を上ったみたいで
上がってきたんです
居間を覗いて じぃ~っと 見てて
何か納得したみたいでね
帰りなさい って言わないのに
踵を返して 自分で玄関に帰っていきました
最後に 子供の頃育った
お家に上がりたかったのね
音が大きいので注意
お空に還る前日の動画
ずっと こんな感じで
甘えん坊の声で 呼び鳴きしてました
おむつは病院でしてくれました
アレルギーだった金ちゃん
仔犬の頃から 吹き出物とフケと 酷いかゆみでボロボロだった
アレルギー検査してもらったら
お肉類は全滅 穀物もダメ あれもこれもダメ。。。
食べれるものが本当に少なくて。。
お魚とお米のアレルゲンカットのフード
(お米もダメなんだけど目をつぶってました)
おやつは
サツマイモスティック にぼし 海の物のみ
寂しい食生活だったけど
お陰で かゆいかゆいがなくなった
お家に来た頃
ぷりぷりのおちり
酷い状態になったときに
何も食べなくなって お薬も飲めなくて
もう 好きなモノ食べさせてあげよう
犬用チュールを初めてあげました
そしたらね
ふがぁふがぁ 言って
大喜びで食べたーー
合計4本ぐらい 食べたかなぁ
何も食べなかったのにね
本当に美味しかったのね~
次の日には もう食べれなくなって
全部 吐いちゃったけど
それでも
10年以上ぶりに お肉食べたんだよね
本当に 本当に 美味しかったね
2014年クリスマス 金ちゃんはトナカイさんになりました
いつも いつも 待っててくれた 金ちゃん
わたしが 東京にいた5年間
金ちゃんは いつもいつも 待っててくれた
わたしが 東京に行ったのは
金ちゃんがお家にきて 1ヶ月後
だから あまりわたしと 暮らしてないんだよね
なのにね
何ヶ月ぶりかに帰るとね
おっきなキャリーを引っ張って ゴロゴロお庭に入ってくると
金ちゃんが じぃぃぃぃ~っと こっちを見てて
わたしが
「金ちゃん ただいまーーーー」
って 言うと
うひゃぁぁぁぁ~
きゅいぃぃぃぃ~
うぉぉぉぉ~ん
もう 言葉にできない奇声をあげて(笑)
リードが引きちぎれるんじゃないか??? ってぐらい
かけずり回って 突進してきて
わたしを大歓迎してくれた
そして
わたしが 東京へ帰る日は
キャリーを持って 家を出ると
シュン・・・
と 小さくなって 何一つ言わない
じぃぃぃぃ・・・・・
っと わたしを見つめる 真っ黒な瞳
その度に
「絶対にまた帰ってくるから 待っててね」
だから
東京生活を終わらせて こっちへ帰って来たとき
金ちゃんと 約束したんだ
「もう 長い間 留守にはしないから
もし 出かけても
ちょっとしたら 必ず帰ってくるから」
歩いて 桜並木まで お花見に行ったね
暑い暑い 本当に暑かった金ちゃんとの夏
敷き詰めたヨガマットで 更に暑いから
小さな扇風機を買って せめて少しでも楽に過ごせるように
扇風機の風が 一番あたる場所に寝っ転がって
風を浴びながら
いつも 気持ちよさそうに寝てたね
2014年 金ちゃんと姉妹たち(変なやつは弟)
左:ロビン 中央:チャコ 昨年この子たちも 夏の初めと夏の終わりに それぞれお空へ還りました
ロビンとチャコは 弟がずっとお世話していました
金ちゃんが還ったら ドンドン涼しくなってきたよ
今日 ふと気付いたんだけど
今年って 夏の終わりを告げる
つくつくぼうし 鳴かないなぁ。。。
金ちゃんを見送って わたしの
本当に 暑かった2020年の夏は 終わりました
何気なく玄関を覗いて
あー
金ちゃん いないんだ
物音のしない 玄関
がらーんと 片付けられた
その場所は
最初っから 誰も いなかったんじゃないかな?
くまったお顔の金ちゃん
でも
不思議と もう涙はでなくなった
寂しいも悲しいも エゴだと気付いたから
それに 気付くと
あらゆる感情が 見下ろせるようになりました
「今 悲しんでいるのは 誰?」
「わたし・・」
「わたしは だれ????」
「わたし??
わたし??? わたしは だれ?????」
その問いを繰り返します
きっと・・
自分の本質ではない
本来の自分以外の ”何者” か
に気付く時があるかもしれません
2015年 ドライブ大好きだったね
説明が難しくて
わたしには まだ 言葉にできないので
いつか 書ける日がきたら 書くかもしれません
(・・ってことは 書かないかもしれない (笑)
興味ない方も多いかもですね)
月曜日会社に行ったら 鉢植えの桃の木に
一輪だけ 小さなお花が咲いてました
季節外れの 桃の花
金ちゃんのいたずら かな・・(笑)
大切な誰かを失って
悲しみと向き合っている 誰かに
ずっと 昔から
ずっと これからも
一緒だよ
彼らの声が
届きますように
今年4月 ふたりで歩いて桜を見に行きました
長い 長い
わたしの 想い出話に お付き合いくださり
ありがとうございました