いつもお立ち寄りくださり ありがとうございます (^∇^)
以前書いた記事で ハブコメを送ってくださいとお願いをした ↓
追記♪「年間 農薬を飲まされ続ける犬たちを救おう!」 農水省へパブコメを送ってくださいJAVA
ハブコメを送ってくださったみなさん
本当にありがとうございます (⌒▽⌒)
とってもいい報告がありましたので
ももこひめさんの記事をリブログします (≧∇≦)
一部抜粋♪
先日、ご意見の送付をお願いする記事をご紹介しましたが、その件についてJAVAさんからです。
http://www.java-animal.org/topics/2018/04/18/4530/
2018年4月18日
年間約200頭の犬が救われる
農薬のためのイヌ慢性毒性試験が廃止に!
農薬の製造・加工、輸入、販売を行うには、農水省にその農薬を登録しなければなりません。この登録申請には、数多くの動物実験データの提出が義務付けられています。その中のひとつにイヌを使った「1年間反復経口投与毒性試験」があります。JAVAはこの試験の廃止を農水省に働きかけてきて、今回、廃止が決まったのです!
農薬のために義務付けられる動物実験
農薬の登録申請の際、データの提出が農薬取締法で義務付けられている試験*1のうち、毒性に関する試験だけで、以下のように29の試験がありますそのうち23試験が動物を用いるものです。
義務付けられている毒性試験
「農薬の登録申請に係る試験成績について」
(平成12年11月24日付け 12農産第8147号 農林水産省農産園芸局長通知)より
イ 急性経皮毒性試験
ウ 急性吸入毒性試験
エ 皮膚刺激性試験
オ 眼刺激性試験
カ 皮膚感作性試験
キ 急性神経毒性試験
ク 急性遅発性神経毒性試験
ケ 90日間反復経口投与毒性試験
コ 21日間反復経皮投与毒性試験
サ 90日間反復吸入毒性試験
シ 反復経口投与神経毒性試験
ス 28日間反復投与遅発性神経毒性試験
セ 1年間反復経口投与毒性試験
ソ 発がん性試験
タ 繁殖毒性試験
チ 催奇形性試験
ツ 変異原性に関する試験
テ 生体機能への影響に関する試験
ト 動物代謝に関する試験
ナ 植物代謝に関する試験
ニ 家畜代謝に関する試験
ヌ 土壌中動態に関する試験
ネ 水中動態に関する試験
ノ 水産動植物への影響に関する試験
ハ 水産動植物以外の有用生物への影響に関する試験
ヒ 有効成分の性状、安定性、分解性等に関する試験
フ 環境中予測濃度算定に関する試験
ヘ 農薬原体の組成に関する試験成績
「1年間反復経口投与毒性試験」とは
今回、廃止になった、イヌを用いた「1年間反復経口投与毒性試験」(以下、「イヌ慢性毒性試験」)はどういった実験なのでしょうか。
試験実施のガイドラインである「農薬の登録申請に係る試験成績について」(平成12年11月24日付け 12農産第8147号 農林水産省農産園芸局長通知)から、抜粋してみました。
ガイドライン抜粋 | JAVAのコメント |
1.目的 本試験は、被験物質を長期間にわたって反復投与したときに生じる毒性変化、明らかな毒性変化を惹起する用量及び毒性変化の認められない最高投与量(無毒性量:NOAEL)についての科学的知見を得ることを目的とする。 |
農薬が長期にわたって繰り返し体内に入った場合に有害な影響が出ない最大量を得るために行われる試験です。 |
2.供試動物 (1)げっ歯類1種(通常、ラット)及び非げっ歯類1種(通常、イヌ)を用いる。 (2)げっ歯類については、離乳後、馴化期間を経てできるだけ早い時期の同一週齢の動物(通常、5~6週齢)を用い、非げっ歯類については、4~6か月齢の動物を用いる。 |
使う動物は通常、ラットかイヌです。ラットは5~6週齢、イヌは4~6か月齢と、幼い個体を使います。 |
3.投与方法 経口による連続投与とし、通常、混餌投与又は飲水投与により行う。ただし、混餌又は飲水投与が困難な場合には強制投与を行ってもよい。 |
被験物質である農薬の成分の投与方法は経口ですが、餌や水に混ぜての投与が難しければ、強制投与、つまり、無理やり摂取させてもいい、となっています。 |
4.投与期間 1年以上とする。 |
実験に使われる期間は1年以上と長期にわたります。 |
5.動物数及び試験群の設定 (1)動物数の設定 1.げっ歯類は1群当たり雌雄各20匹以上、非げっ歯類は1群当たり雌雄各4匹以上とする。 (2)試験群の設定 1. 被験物質投与群 ア 対照群の他に少なくとも3段階の用量設定による投与群を設ける。 2. 対照群 ウ 毒性に関する情報が十分に得られていない溶媒等を使用する場合には、さらに無処置対照群を加える。 |
1群あたり、ラットは雌雄20匹以上、イヌは雌雄4匹以上とあります。対照群と、少なくとも3段階の投与群設けるので、通常、最少でラットは160匹、犬は32匹使われます。 |
6.観察及び検査 次の(1)~(5)の項目について実施する (1)一般状態の観察 (2)血液検査 2. マウスを除き、検査前に一晩絶食させることが望ましい。 (3)尿検査 (4)眼科学的検査 (5)病理学的検査 1. 投与期間中に死亡した動物は速やかに剖検し、器官・組織の肉眼的観察及び病理組織学的検査を行い、死因及びその時点での毒性変化の程度を明らかにするよう努める。 2. 投与期間中に死に瀕した動物は、速やかに屠殺、剖検し、1と同様の観察及び検査を行い、瀕死状態に至った原因及びその時点での毒性変化の程度を明らかにするよう努める。 3. 投与終了時におけるすべての生存動物は、諸検査等のための採血及び採尿を行った後、屠殺、剖検し、器官・組織の肉眼的観察を行う。(略)なお、マウスを除き剖検前に一晩絶食させることが望ましい。 |
ラットやイヌたちは、(1)~(4)の観察・検査をされ続け、途中で死亡したら、剖検、途中で死に瀕しても、殺されて剖検、1年間実験されて生き残っても、殺され剖検されるという、いずれにしても悲惨な最期を迎えることになります。
殺される前の日に絶食の苦しみまで味わいます。 |
なぜこの実験をターゲットにしたか
上述ように、数ある動物を用いた毒性試験の中で、なぜ今回このイヌ慢性毒性試験にターゲットを絞ったか、それは、まず1年間と非常に長期にわたる点で他の実験より残酷であり、動物福祉の観点から、EUでは必須試験から削除されていて(2013年)、米国(2007年)、カナダ(2016年)でも条件付きながら削除されているからです*2。
そういった国際的な動向があることに加え、JAVAと協力関係にある米国に本部を置く動物保護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals;動物の倫理的な扱いを求める人々)が、同じく義務付けられているイヌを用いた「90日間反復経口投与毒性試験」のデータの利用によって、1年間の実験を削除しても農薬の安全性の担保に支障はないという科学的根拠を提示してくれたからです。
そのため、まずこのイヌ慢性毒性試験を削除させよう、ということになりました。
転載以上です。。。
コピペしたら見にくくなってしまいました・・
詳しくは ももこひめさんの記事をお読みください (*^▽^*)
多くの人の想いと行動が 法律を大きく変えるきっかけとなりました
想うことは 目の前の世界を変える大きな原動力です
どう 想うか が大切だと感じます
苦しむ命を救いたい! も大切ですが
そもそも・・・
苦しむ命が存在しない
どの命も 当たり前に天命をまっとうできる そんな命輝く世界
明るくポジティブに 明るく輝く世界を想像(創造)していきたいですね (*^.^*)
ご協力 ありがとうございます