子持ち専業主婦の就職活動、開始。  の続き。



就職活動、3日目。
夕方から面接へ。
こじんまりした工場へ出向くと、隣設の事務所に通されました。
面接係の年配女性に挨拶をし、履歴書を手渡すと


「・・・あらぁ。小さいお子さんがいらっしゃるのね。」


と、いきなり難しい顔をされてしまいました。

履歴書の最後の備考欄に
1歳7ヶ月の子どもを預けて働く予定です
と、書いたからです。
これを書くと絶対不利になるのは分かっていたのですが
この条件を隠して勤めたとしても
後々、絶対に会社へ迷惑をかけることになるので
堂々と書いて真っ向勝負をしようと思ったのです。

しかし、その会社は事務が4人、工場を6人で
切り盛りしている小さな会社。
一人一人の比重が大変重く
突然休んだり、抜けられたりすれば
たちまち仕事がまわらなくなるらしく
できれば、休むリスクの小さい人を雇いたいとのこと。

ハローワークでこの会社を紹介していただいた時点で
私の他に、すでに男性が2名応募していましたから
現時点で、その3人の中ではきっと私が一番リスキー。。。

そっか、そうだよなぁ。
“子どもが熱出して・・・”って、いつ休まれるかわからない
子持ち母よりは、男の人を雇う方がリスクが小さいに決まってる。


女性はどうしても、この問題を避けて通れないわよね・・・
私は若い頃、近所の親を頼れたから
何とか乗り切ってこられたけれど。
こちらも何とかしてあげたいのはやまやまなんだけれど
どうにもこうにも、人数が足りなくて・・・
子どもったって、そんなにしょっちゅう熱を出す訳じゃ
ないのかも知れないけれどね。
こちらとしては、(採用は)ちょっと難しい・・・かな。


履歴書の“子どもを預けて・・・”を見た瞬間から
固~い空気が流れていたのは分かっていたのですが
面接係の女性にこう言われて
もうこれ以上食い下がっても仕方ないなと諦めました。


そうですか。
こちらも無理を言って申し訳ございません。
近くに頼れる親がいないので、急な呼び出しの際は
ご近所さんや友人にお願いすることもできるのですが
やはり極力そういう事態は避けたいですし
子どものことでご迷惑をおかけするのは
重々承知の上でお願いにあがっていますので・・・


そんな会話のあと、簡単な計算テストを受けてから
工場内を見学させていただきました。

紙を裁断する機械を受け持ち、注文書に応じて
機械を操作し、機械のメンテナンスも行なうらしい。
視力を聞かれ「両目、裸眼で1.5です。」と答えると
それだったら、操作は心配ないわね、と。
「やる気と根気と体力には自信があります。」
しっかり自己アピールだけはしておきました。


見学が終わり、工場をあとに。
あとは会社に委ねるしかない。



車で迎えに来てくれた夫に

ごめんやけど、ハローワーク寄ってええ?

とお願いして、面接を終えた足でそのまま出向いて
残りの候補二件のうち一件の紹介状をとりつけ
明日中に履歴書を送ることに(書類選考)。
同時に二件までの応募は許されているので
次々チャレンジしていかんと、のんびりしていられへんしね♪
そこは和菓子茶屋の新規オープンにともなって
和菓子製造スタッフを募集している会社。
託児所が完備されているというのが魅力だけど
派遣社員扱いというのが、気にかかるところではありますが・・・


当たって砕けろビックリマーク七転び八起きだぁ!!
来月の保育所申し込みまでに、ぜってー仕事ゲットするぞっキラーンアップ