6年になってから、週に1回くらいは
何かと理由をつけては登校を渋る娘。
それまでは月に何回かだったのが、最近多くなったよーな。。。

理由はその時によって、さまざま。

宿題が全部できていないとか、家庭科の先生がコワイとか
班で発表しなきゃいけない日だとか、いろいろ。

基本的に学校は好きなんだけれど、眠たかったり
目覚めが悪かったりすると、甘えもあるのか
ぐずぐず文句を言い出しては、休もうとする・・・
体調も良く、あきらかに“ずる休み”したがってる場合は

じゃあわかった。
急に休んだら、登校班の子に迷惑かかるから(娘は班長)
とりあえず、学校には行っておいで。
行ってみて、どうしても体調悪いとかしんどくなったら
先生に言って早退させてもらい。
お母さん、家にいるしいつでも迎えに行ってあげるから。

と、送り出します。
登校班の下級生とは仲良しだし、集合場所へ行って
友達と会いさえすれば、何事もなかったかのように
嬉しそうな顔して登校しちゃうのです、たいていは。
しんどくなったら、いつでも帰っておいでと送り出すと
いつでも帰られると安心するのか、今までに
本当に早退した事は一度もありません。


そんなふうに今までは乗り切ってきたのですが
今月に入ってからは、何だか娘の様子がいつもと違っていました。

学校のプールが始まってから、プールの日になると

プール入りたくない

と、朝から本気でぐずるようになりました。

泳げないけど、プールに入るのは好きなはず・・・
体を掻き壊してしまった時と生理の時以外は休まないのに
どうしたんだろう・・・と思いつつも
理由もなく休ませる訳にはいきません。
何で入りたくないのはてなマークと聞いても
「・・・嫌なんやってば。むっ の一点張り。

お母さんはさ、朝の時点で病気でも何でもない子のために
プールカードに“泳ぎません”とは書きたくないんや。
だから、とりあえずカードには“泳ぎます”と書いとくわ。
“泳ぎません”って書いてしもてたら、
学校行ってから入りたくなった時に入られなくなってしまうしな。
でも、プールの時間までに体調が悪くなることだってあるやんか。
もしそうなったら、カード関係なく、先生に“入られません”って
自分で言うて休みぃ。無理して入って事故でも起きたら危ないしな。
どうや、それでええかはてなマーク

娘は、ムスッとして「・・・わかった。むっと言って
登校していきました。

その日は、帰るなり
「今日はみんなで“洗濯機”やって、めっちゃおもろかったぁにひひ
ゴキゲンだったので、ほっと一安心だったのですが
次のプールの日は、朝、玄関先で
「プール入りたくないんやぁ・・・」と言って
わんわん泣き始めました。
人目をはばからずに娘が泣くなんて、よっぽどの事だと思い
その日はカードに“泳ぎません”と書いて持たせました。
入らずに済んだからか、ケロッとして帰ってきて、元気に遊びに行きました。

また次のプール。
今度は「今日は入る。」と言って出かけていきました。
その日の晩は、父やぼんと楽しく過ごしていたのに
翌日の朝、決意を秘めたような顔をして
「今日は学校、休む。」と言い出しました。
プールの日でもなし、宿題もしてあるのに
何で休むんはてなマークと聞いても
「とにかく、行きたくないねん。」と言い張ります。

いつものように、とりあえず行ってみたらと言ってもダメ。
給食食べられなくなっちゃうよ、と言ってもダメ。
班長さんが休んだらみんな困るよ、には
「5年の○○ちゃんに頼む」と。
最後の切り札に

「じゃあさ、病気でも何でもないんだし
連絡ノートを集合場所のお友達に届けてくれないはてなマーク
で、班の子に事情をちゃんと伝えて
○○ちゃんに班長お願いしておいで。」

と言ってみました。
カッコ悪いことが大嫌いな娘。
自分でノートを届けるくらいなら学校行くビックリマーク
と、言うはず・・・と思いきや
それをやりさえすれば休める!!と確信したのでしょう

「わかった、行ってくるぅ音譜と、飛び出して行きました。

アカン・・・こいつ本気で休む気や。。。が~ん 負けた・・・

無事、ノートを届け、ほっとしたのか
朝ご飯を追加してもりもり食べて、布団に入るなりグガーぐぅぐぅ
8時半から14時まで、1回も起きずに爆睡していました。。。
本当に疲れていたんでしょうね・・・
休んだことには一切触れずに、ゆっくり過ごさせました。
ここ最近、寝付きも悪く、いびきかいてる日も多かったし
いい休息日になったんじゃないかな。

連絡ノートには

朝から、学校に行きたくないと言い張り、どれだけ説得しても折れず
手の施しようがなかったので、とりあえず一日休ませます。
ご心配をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

と正直にはてなマーク書いたので、担任が心配して電話を下さいました苦笑
周りの心配をよそに、しっかり寝倒した娘は、夕方にはすっかり元気に。
お友達が届けてくれた宿題もバリバリこなしました。

「あー、休んだおかげで、何か頭の中がスッキリしたぁラブラブ
最近な、ずーっとプールのことでな、担任に腹立って
しゃーなくてな、嫌で嫌でたまらんくてな
もう何もかもが嫌になってきてしもて、しんどかってん。」

と、今まで休む理由を聞いても教えてくれなかったのに
娘からすらすらと話し始めました。
よくよく聞いてみると、きっかけは意外なことだったのです。



長くなるので、続きは次回に。